この記事がオススメな人
- 「休み明けをことを考えるだけ憂鬱」
- 「明日から仕事なのに疲れ切っている」
- 「毎日仕事に行きたくなくて困っている」
正月やゴールデンウィークといった連休が終わると「なんだかやる気が出ない」「会社に行きたいくない」と感じる方も多いです。
この”仕事がしんどい”という気持ちは、誰でも経験するものなので特別な問題はありません。
しかし、その感覚が仕事や日常生活にも影響が出るレベルになってしまうと、それはかなり危険です。
そこで今回は、連休明けに仕事がしんどくなることについて、次のポイントを解説していきます。
この記事でわかること
- 連休明けに仕事をしんどいと感じる原因
- 連休明けの仕事のしんどさをを和らげる方法
目次
「連休明けの仕事をしんどい」と感じる人は多い
「連休明けの仕事はしんどい、、、」と感じている方はかなり多いです。
実際に全国で働く20〜40代の男女500人に聞いたアンケートでは、全体の83%以上が『連休明けの仕事をつらいと感じる』と答えています(株式会社スタッフサービス・ホールディングス調べ)。
このアンケートを見ても、”連休明けに「つらさ」や「しんどさ」を感じてしまうのは自分だけではない”ことがわかってもらえるはずです。
「連休明けの仕事がしんどい」5つの原因
連休明けにしんどさを感じてしまう理由は、次の5つの原因からきていると考えられます。
- 休み中が充実していた
- 生活リズムが乱れている
- まだ疲れが残っている
- 仕事漬けになることがわかっているから
- 会社(仕事)がストレスの原因
休み中が充実していた
連休中の生活が充実していれば、その反動で「連休明けの生活がしんどい」と感じているケースがあります。
家族や友人との旅行や買い物、自分の趣味に没頭するなど、休み中は仕事を忘れて楽しい時間を過ごしたはずです。
そんな楽しいひと時から急に仕事という現実世界に戻ってしまえば、しんどいと感じても不思議ではありません。
生活リズムが乱れている
休日は夜遅くまで起きていたり、昼まで寝ていたりとついつい不規則な生活を送ってしまいがちです。
この体内時計が乱れた状態から、いきなり朝型の仕事モードにうつると、”時差ぼけのような感覚”になることがあります。
『「やる気が起きない」「身体がだるい」といった症状はこうした生活リズムの乱れからきていることも多いです。』
まだ疲れが残っている
連休中の疲れが残っていると仕事がしんどいと感じるケースもあります。
旅行や趣味など、休み中は普段より体を動かすタイミングも増えます。
帰宅後に「楽しかったけど家に帰ってきたら疲れた、、、」と感じたことがある方もいるでしょう。
その疲れが抜けないまま仕事を始めることになれば、普段より体がつらくなるのは当然です。
仕事漬けになることがわかっているから
「仕事が残っている」「休み明けは仕事が増える」など、連休明けにハードな毎日が待っていると憂鬱な気持ちになります。
特に正月やお盆など会社全体が休みに入っていると、自分ひとりでは仕事をコントロールするのは難しいです。
「なるべく仕事を溜め込みすぎない」
「休み後は効率性を上げていく」
といった工夫をすれば、あなたの負担を減らすこともできるでしょう。
会社(仕事)がストレスの原因
普段から職場での人間関係などで強いストレスや悩みを抱えていることが、しんどさの原因の可能性もあります。
こうしたネガティブな感情は、何日か休みをとって気分がリフレッシュすることで多少は楽になるでしょう。
ですが根本的な原因が解決ができないうちは、また働き始めれば元の状態に戻ってしまいます。
『連休を思う存分エンジョイすることも大切ですが、「今の自分を見直す」という時間を作るのも良い方法です。』
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連休明けの仕事のしんどさを和らげる方法【休み前編】
「明日からの仕事がつらい」
「出勤したけど、どうも集中できない」
こうした状況を完全に防ぐことは難しいでしょう。
しかし、限りなくそうなる可能性を減らしていく方法は存在します。
今回はその方法を次の4つに分けてご紹介していきます。
⚫︎【休み前】
⚫︎【休み中】
⚫︎【休み明け前日】
⚫︎【休み明け当日】
まずは【休み前】の2つについてです。
- 簡単な仕事は休み明けにとっておく
- 休み明けの予定を立てておく
簡単な仕事は休み明けにとっておく
急ぐ必要がない簡単な仕事は、できるだけ休み明けに回す方が良いでしょう。
休み明けはどうしても頭の回転が鈍くなり、モチベーションも上がりにくくなっています。
そんな時にいきなり難しい仕事をこなすのは避けるべきです。
その点、簡単な仕事であれば「休み明けの肩慣らし」としてはピッタリでしょう!
休み明けの予定を立てておく
仕事のスケジュール管理はかなり頭の使う作業です。
そのため、こうした仕事は休みに入る前にやっておくことのがベストです。
さらに事前に予定を立てておくことは、「休み中に仕事のことを思い出さないようにする」というメリットもあります。
連休明けの仕事のしんどさを和らげる方法【休み中編】
次に、休み中にできるしんどさ軽減法を3つご紹介します。
- 休みを満喫する
- 生活リズムはある程度整えておく
- 軽い運動をする
休みを満喫する
休み中に1番大切なのは、しっかりと体を休め、旅行や趣味を楽しむなど休暇をしっかりと満喫することです。
この期間中は、なるべく自宅でも仕事をしない方が良いでしょう。
生活リズムはある程度整えておく
例え休み中であっても昼夜逆転した生活などは避けた方が良いです。
子供の頃とは違い、大人の連休は1週間ほどしかありません。
そんな短期間なのにもかかわらず、昼夜逆転の生活をしてしまえば戻す時間を確保できません。
『会社に行く時と同じ時間に起きる必要はありませんが、「日中は太陽の光を浴び、夜も早めに寝る」といった最低限の生活リズムは意識しましょう!』
軽い運動をする
ジョギングやウォーキングなどの簡単な運動にチャレンジするのもオススメです。
日中に外に出れば必ず日光を浴びるはずです。
この日光は「セロトニン」という精神の安定や脳の活性化に役立つ物質が分泌します。
『セロトニンはうつ病などの予防効果もあるので、日頃からストレスに悩まされている方にはオススメです。』
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連休明けの仕事のしんどさを和らげる方法【休み明け前日編】
連休明け前日にできるしんどさ軽減方法は、次の2つです。
- 仕事のシミュレーションをする
- 体をよく休ませておく
仕事のシミュレーションをする
「初日に何をするのか?」のリストを作り、シミュレーションをしておくのはオススメです。
こうした予定を立ておくことで、「連休明けは忙しくなるからしんどそう、、、」などの漠然とした不安な気持ちを抑えることができます。
体をよく休ませておく
連休中に旅行などにいく場合でもなるべく連休明けの前々日までには帰ってこれるようにしましょう。
連休中の疲れが残っていれば、休み明けの仕事が辛くなる原因になります。
この状況を防ぐためにも、前日には家でゆっくり体を休めるようにすることをオススメします。
連休明けの仕事のしんどさを和らげる方法【休み明け初日編】
連休明けの初日にできるしんどさを減らす方法は次の6つです。
- 朝食を取る
- 気分の上がる音楽や本を読む
- 事前の予定通り仕事をスタートする
- 楽しみな予定を作っておく
- アロマを使う
- 退職や転職に向けて行動を開始する
朝食を取る
「生活リズムを取り戻す」「1日の活力を得る」意味でも朝食を取ることは大切です。
朝食を抜いてしまうと眠気が覚めなかったり、太りやすい体になりやすくなるといったデメリットがあります。
『朝は何も食べられない』という方でも、ヨーグルトやフルーツを取るなど少しの量から始めるのもありなので、なるべく朝は食べるようにしましょう。
『コーヒーや紅茶といった飲み物を摂るとカフェインも摂取できるのでより効果的です。』
気分の上がる音楽や本を楽しむ
音楽や読書が好きな方は通勤時間に楽しむのもオススメです。
ただ仕事のことを考えて電車に揺られていては、気分が落ち込んでしまっても不思議ではありません。
その点、お気に入りの音楽を聞けばテンションも上がりますし、本を読む方にとっては気分を落ちつかせるといったメリットも得られます。
連休前の予定通り仕事をスタートする
出勤したら、休み前の予定通りの業務から始めましょう。
頭があまり活動していない状態でいきなり難しい業務に取り組んでしまうと、思うように進まず気持ちばかり焦ってしまいます。
そこでデスク整理やメールのチェックなどの簡単な作業から始めることで、やる気や集中力も徐々に上がっていくはずです。
『デスクの整理やメールチェックなど簡単な仕事から始めることで、やる気や集中力も徐々に上がっていくはずです。』
楽しみな予定を作っておく
友達との食事や恋人とのデートなど、前もって次の休日の予定を組んでおくのも良い方法です。
例え「しんどい」と感じる瞬間があっても、楽しみな予定を作っておくことで「頑張って乗り切ろう」というポジティブな気持ちが自然と生まれます。
『急に予定を作れない方は、「仲の良い同僚と食事をする」「帰りに好きなものを買って帰る」などの予定を立てるのもオススメです。』
アロマを使う
「やる気を出したい」「リラックスしたい」方はアロマを利用してみるのも良いでしょう。
アロマであれば、休みの日はもちろん、会社内でも気分を落ち着かせることが可能です。
集中力を高めたいとき | ペパーミント・レモン・ローズマリー・ユーカリ |
眠れないとき | カモミール・ネロリ・マージョラム・ラベンダー |
やる気を出したいとき | クラリセージ・グレープフルーツ・ジャスミン |
ただ注意点として、世の中にはアロマなどの香が苦手な方も大勢います。
他人もいる空間で使う場合には、ティッシュやコットンに垂らしご自身の近くに置いておくなどの配慮も必要になります。
退職や転職に向けて行動を開始する
「これ以上、上司や会社に耐えられない」という場合は、退職や転職を考える方が良いでしょう。
会社の雰囲気や上司の性格は、休日を挟んでも変わることはありません。
連休明けに転職活動をスタートさせる人が多いのはそれが理由です。
また、辞めたいけど辞められない方には退職代行サービスという手段もあるので、検討してみてください。
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連休明けは今の自分の状況を見極める良いタイミング!
- 休み中が充実していた
- 生活リズムが乱れている
- まだ疲れが残っている
- 仕事漬けになることがわかっているから
- 会社(仕事)がストレスの原因
などの理由から、「連休明けに仕事がしんどい」と感じるのは不思議なことではありません。
その場合には次のような方法を試してみると良いでしょう。
【休み前】
- 簡単な仕事は休み明けにとっておく
- 休み後の予定を立てておく
【休み中】
- 休みを満喫する
- 生活リズムはある程度整えておく
- 軽い運動をする
【休み明け前日】
- 事前に仕事のシミュレーションをする
- 体をよく休ませておく
【休み明け初日】
- 出勤時には朝食を取る
- 気分の上がる音楽や本を読む
- 事前の予定通り仕事をスタートする
- 楽しみな予定を作っておく
- アロマを使う
- 退職や転職に向けて行動を開始する
しかし、こうした対処法が効かず「仕事に集中できない」「会社自体がストレスの原因だ」という場合には、転職や退職を考えてみる良いタイミングとも言えます。
無理を続けて体調を崩す前に、ご自身の今後を見つめ直してみるのも良いのではないでしょうか。