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退職代行を使っても離職票はもらえる!転職先がないなら素速く対応しよう!

退職代行を使った際の離職票トラブルについて書いた記事のアイキャッチ画像

 

この記事がオススメな人

  • 「退職代行を使っても離職票はもらえるの?」
  • 「退職代行を依頼した時の離職票のトラブルってどんなもの?」
  • 「トラブルにあった時の対処法を知って安心したい」


”退職代行を使うと離職票がもらえない、、、”

離職票は失業手当を受ける際や転職先に提出する大切な書類です。

そのため退職代行を使いたくても、「離職票がもらえないなら依頼しないほうがいいかな?」と躊躇してしまう方もいるのではないでしょうか。

まずこの答えとして、退職代行を利用しても離職票はもらえます!

 

この記事では退職代行を使った際の離職票に関する問題について、次のポイントを解説していきます。

この記事でわかること

  • 退職代行利用時の離職票の受け取りについて
  • もらうのが遅れてしまった場合のデメリット
  • 考えられる会社とのトラブルとその対処法

退職代行を利用しても離職票は受け取れる!

退職代行を利用しても離職票が受け取れることを説明
退職代行サービスに依頼しても、問題なく離職票は受け取れます。

ただ注意点として「送付は会社側の義務ではなく、申請しないと送られてこない可能性がある」ということは覚えておきましょう。

到着時期については、通常なら退職後2週間〜1ヶ月以内ほど。

 

『基本的に郵送になるのでわざわざ会社まで取りに行く必要はありません。』

 

離職票トラブルが心配な方にオススメ

 

離職票をもらうのが遅れた時の3つのデメリット

離職票をもらうのが遅れた場合のデメリットを解説している
離職票(雇用保険被保険者離職票)は特に転職先が見つかっていない方に必要な書類です。

そのため、何かの事情で受け取りが遅くなってしまうと次のようなデメリットを生んでしまいます。

  1. 失業給付金の受け取りが遅くなる
  2. 保険の手続きが遅れる
  3. 年金の手続きも遅れる

 

失業給付金の受け取りが遅くなる

離職票は失業給付金を受け取る際に必須の書類です。

ですので受け取りが遅くなればなるほど金銭的に追い詰められてしまう可能性が出てきてしまいます。

失業給付金を受け取るには次の条件を満たしている必要があります。

  • 「就職する意思や能力があるのに、職業に就くことができない」とハローワークが認めた場合
  • 退職日から2年間さかのぼった内、12ヶ月間以上働いた期間がある場合

ポイント

※退職した理由が「自己都合退職なのか?」「会社都合退職なのか?」によってももらえる金額は変わります。

 

オススメの記事
>>【自己都合退職】と【会社都合退職】の違いは?気になるあなたへの影響について解説!

 

保険の手続きが遅れる

退職時に転職先が決まっていない場合、会社の保険から国民健康保険への切り替えが必要です。

しかしこの国民健康保険の加入にも離職票の提示が必須です。

また加入には制限もあり次のような時には、退職後14日以内に切り替えの手続きをしなければいけません。

  • 失業給付を受ける
  • 扶養に入らない

 

『トラブルなどで受け取りが遅くなると不要な保険料まで支払うことになるのでご注意ください。』

 

年金の手続きも遅れる

離職票は保険だけでなく、厚生年金から国民年金への切り替えが必要です。

年金の方も「14日以内に手続き必要」となっていますが、期日を過ぎても支払いが増えることはありません。

ただ、遅れてしまった分は2年以内に追加納税しないと将来受け取れる年金が少なくなってしまいます。

 

離職票トラブルが心配な方にオススメ

 

「退職代行を利用した際の離職票トラブル」3つパターン

退職代行を利用した場合の離職票のトラブルを紹介している
退職代行を利用しても離職票は受け取れますが会社とトラブルになる可能性はゼロではありません。

そこでよくあるトラブルが次の3つです。

  1. 離職票が発行されない
  2. 離職票の発行を拒否されてしまう
  3. 記載内容に間違いがある

 

離職票が送られてこない

1番よくあるのがなんらかの理由で離職票が送られてこないケースです。

  • 会社側が嫌がらせで送付を遅らせている
  • 繁忙期が重なり、まだ届いていない
  • ハローワークが忙しく、処理が遅れている
  • ご自身が離職票の依頼を行っていない

離職票を送付するのは会社側の義務ではないので、必要な場合は業者を通じてしっかりと伝えてもらいましょう。

 

『2週間以上経っても送られてこない場合には、業者に相談し会社に進捗状況を聞いてもらいましょう。』

 

離職票の発行を拒否されてしまう

退職代行を利用すると、嫌がらせなどの理由から離職票の発行を拒否する会社も存在します。

とはいえ「労働者が離職票を請求すれば発行しなければならない」ということは雇用保険法第76条に定められています。

ですので”希望さえすれば会社側は拒否はできません。”

ただ退職代行で辞める際は本人ではなく業者が代わりに請求することになります。

 

『「業者が交渉ができるか?」も重要なため、弁護士か労働組合の退職代行を選んでおきましょう。』

 

記載内容に間違いがある

無事に会社から離職票が送られてきても、記載内容が間違っていることもあります。

特に退職理由が「自己都合退職」か「会社都合退職」の違いは失業給付の受け取れる期間や金額にも影響してしまいます。

記載内容に間違いがあれば会社に修正依頼を出すか、ハローワークに相談しましょう。

業者を通して修正依頼をする場合には弁護士か労働組合しか対応できないのでご注意ください。

自宅に離職票が送付されてきたらしっかりとチェックしましょう。

 

離職票トラブルが心配な方にオススメ

 

「退職代行を使った時の離職票トラブル」2つの対処法

離職票をめぐるトラブルの対処法を解説している
退職代行を使った場合の離職票トラブルは事前には回避できないものが多いです。

ここからはあなたがトラブルに巻き込まれた時にスムーズに対処できるよう代表的な2つ対処法をお話していきます。

  1. 弁護士・労働組合の退職代行に依頼する
  2. ハローワークに相談する

 

弁護士・労働組合の退職代行に依頼する

弁護士や労働組合に依頼した場合なら基本的に業者側が解決してくれます

一方で民間業者に依頼してしまうと法律上、対処が不可能なので、「会社から発行を拒否します」と言われてしまえば業者は何もできません。

 

『有給取得や未払い賃金のトラブルもそうですがこうした問題は民間では対応できないため、トラブルが心配な方は弁護士か労働組合の退職代行に依頼しましょう!』

 

ハローワークに依頼する

民間業者に依頼してトラブルになった場合にはハローワークに相談する方法もあります。

ハローワークであれば、事情を伝えることで離職票の催促から記載ミスについても対応してもらえます。

 

離職票トラブルが心配な方にオススメ

 

退職代行を使っても離職票はしっかりと受け取れる

退職代行を利用しても離職票は受け取ることができます。

ですが、労働者からの希望がないと会社側に発行する義務はない点には注意が必要です。

また自力での退職と違い、代行業者を通じて退職する場合には次のようなトラブルに巻き込まれることも予想できます。

  1. 離職票が発行されない
  2. 離職票の発行を拒否されてしまう
  3. 記載内容に間違いがある

 

こういったトラブルにあったしまったら、「依頼した代行業者に任せるか?」「ハローワークに相談するか?」をどちらかを選びましょう。

退職時のトラブルを完全に予想するのは難しいことです。

ですが、ある程度予測できる場合には弁護士か労働組合の退職代行に依頼するのをオススメします!

 

 

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