退職の悩み・疑問

退職時期のおすすめは?あなたに合った辞め時を一緒に見つけよう!

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この記事がオススメな人

  • 「会社を辞めたいけどタイミングがわからない」
  • 「おすすめの退職時期があれば知りたい」
  • 「退職時期を決める際の注意点は?」


仕事のやりがいや給料のアップ、上司の人間関係の問題など会社を辞めたい理由は人とそれぞれ。

ところが理由は違っても「いつ辞めたら良いのかがわからない・・・」という部分では、同じ悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

こうした退職時期を間違えてしまうと円満退職できなくなるだけでなく、お金の面でも損をしてしまう可能性も高くなってしまいます。

 

そこでこの記事では、退職時期のおすすめについて次の内容を解説していきます。

この記事でわかること

  • おすすめの退職時期
  • 退職時期を決める上での注意点
  • 実際の退職の流れ

「退職時期のおすすめ」5つのパターン

おすすめの退職時期を5つのパターンに分けて紹介
退職時期に悩んでいる方は、まず「自分が退職時になにを優先したいか?」を考えてみると良いでしょう。

参考のために5つの退職パターンをご紹介していきます。

  1. 円満退職を望むなら2〜3ヶ月後
  2. お金の面を優先するなら3つから選ぶ
  3. 転職時期に合わせる
  4. 区切りの良い時期に辞める
  5. 自分の都合に合わせるなら最短2週間後

 

円満退職を望むなら2〜3ヶ月前に伝える

「なるべくなら円満に退職したい」という方は、退職を伝えた2〜3ヶ月後に辞められるようにしましょう。

これだけ余裕を持っておけば、後任選びや引き継ぎといった最後の大仕事も無事完了してから辞められます。

またその際には次のようなポイントにも注意した方が良いです。

  • 会社の繁忙期を避ける
  • プロジェクト終了時・一区切りついてから
  • 同僚の退職と被らないようにする

ただ、一つの仕事が区切りがつくとすぐに次の仕事が組み込まれてしまうこともあります。

 

『会社に言われるまま日程を決めるのではなく、ある程度自分の中で「◯月◯日までに辞める」と予定を立てておくことをオススメします。』

 

お金の面を優先するなら3つから選ぶ

「金銭的に損をしたくない」という方も多いと思います。

その場合には次のポイントに気を付けて退職時期を決めていきましょう。

  • ボーナスや退職金を受け取る時期
  • 保険料の支払い時期

ボーナスをもらってから

通常ボーナスは夏なら6〜7月、冬なら12月に出るケースがほとんどです。

そのためボーナスをもらってから辞めたい方は9月か2月あたり退職するのと良いでしょう。

ただし、受けとってからすぐだと嫌味を言われる可能性も高いので若干ズラすのがポイントです。

 

『ボーナスを受け取る前に伝えてしまうと「ボーナスがもらえなくなる」「減額される」こともあるので注意が必要です。』

 

退職金をもらえるかで判断

退職金をもらってからの場合には、「会社の制度のあるなし」や「もらえる条件」も考える必要があります。

もらうための条件として一般的なのが次のようなものです。

  • 3年以上の勤務経験
  • 年齢(〇〇歳以上)
  • 役職(課長以上など)

さらに退職金制度は中小企業では70%ほどの会社にしか整備されていません。

退職金の受け取りを希望する方は、就業規則や労働契約書などを事前にチェックしておきましょう。

 

保険料を考えるなら

保険料のことを考えると月末か、転職先の入社日に退職するのがオススメです。

会社を退職すると国民健康保険への切り替えが必須です。

仮に転職先が決まっていて、退職日から入社日までがたった数日だったとしてもこの期間の料金を支払わなければいけません。

そう考えると国民健康保険へ加入する期間を少しでも減らすためには月末。

転職先があるなら入社日の前日に退職日を持ってくるのがベストになります。

 

転職時期に合わせる

「転職活動をこれから始めていく」という方は12月か5月に退職を目指すのも一つの手です。

というのも一般的に転職活動は2〜3ヶ月くらいはかかるとされています。

そのため求人数の多くなる10月か3月に転職活動をスタートしていくと、12月か5月あたりがオススメの時期となるわけです。

ただこれは『転職活動のスタート+退職の報告』をほぼ同時に行ったケースの話です。

 

『「転職先を決めてから退職を伝えたい」という方は引き継ぎなどでプラス1〜2ヶ月ほどかかることを頭に入れておきましょう。』

 

区切りの良い時期に辞める

「区切りの良い時期に辞めたい」場合には年度末の3月、年末の12月のどちらかで退職するのがオススメです。

こういった時期は、繁忙期でなければ会社側から見ても辞める良いタイミングだと言えます。

 

自分の都合に合わせるなら最短2週間

「もうこの会社で働くのが限界!」という方は、法律上(民法627条)は退職の意思を伝えれば2週間後に辞めることが可能です。

とはいえ、通常の退職では引き継ぎや後任選びなどがあるため、特別な理由がなければ2週間で辞めることはできないでしょう。

その場合には退職代行サービスの利用も検討してみるのをオススメします。

 

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退職時期を決める上での4つの注意点

退職時期を決める上での注意点を解説している
今の会社、もしくは転職先の都合などで「自分の思った時期に辞められなかった」というケースも少なくありません。

そこで、退職時期を決める際の注意点を次の4つご紹介していきます。

  1. 繁忙期は避ける
  2. 就業規則はあくまでも目安程度に考える
  3. 転職先の目安がついてから辞める
  4. 引き継ぎ期間もしっかりと決めておく

 

繁忙期は避ける

会社や業界によって違いますが、なるべくなら繁忙期は避ける方がベストです。

繁忙期は一部だけでなく、会社全体が忙しくなる企業もたくさんあります。

会社としてもそんな時期に面接や引き継ぎ、新人教育などに時間を使うことは避けたいものです。

そのため特別な事情がなければ繁忙期は避けた方が良いでしょう。

 

オススメの記事
>>繁忙期でも退職することは可能!ただし円満退職するのはかなり厳しい!

 

就業規則はあくまでも目安程度に考える

就業規則の中には「退職は〇ヶ月前に申告すること」といった具体的な日数が決められているケースもあります。

しかし、これは”あくまでも目安”程度に考えておいた方が良いでしょう。

『1ヶ月程度前』であればある程度納得できますが、中には『3ヶ月前まで』という会社も存在します。

さすがに3ヶ月後に転職が成功する保証もありませんし、たとえ転職先が決まっていても向こうの会社をそんなに長い期間待たせるのは現実的ではありません。

 

転職先の目安がついてから辞める

すぐに辞める理由がない方は転職先が決まる目処がついてから辞めるのも一つの方法です。

転職活動が思うようにいかず、なかなか次の仕事が見つからないケースもあります。

もし転職先がないまま辞めてしまえば、次のようなデメリットに晒されてしまいます。

  • 収入が無くなり経済的に厳しくなる
  • 焦りや不安からブラック企業などを選んでしまう可能性もある
  • 自己都合退職だと失業給付金が2ヶ月後まで受け取れない
  • 年金・保険の切り替えを行わないといけない

ですので「ハラスメントの被害を受けている」「体調が悪い」など急に辞める理由がないのであれば、転職先を先に見つける方が楽になります。

 

引き継ぎ期間もしっかりと決めておく

上司に退職の報告する際には、引き継ぎに対応できる期間もしっかりと伝えておきましょう。

仕事によっても違いますが、通常引き継ぎには1〜2ヶ月ほどかかるのが目安です。

ですが、後任選びに時間がかかったりするとなかなか引き継ぎが完了しないこともめずらしくありません。

「お世話になった会社だから最後まで付き合いたい」と感じる気持ちは理解できます。

しかし会社の都合だけに合わせてしまえば、どんどん退職日が延期されてしまう可能性もあるので、一度設定した日程に沿って行動しましょう。

 

オススメの記事
>>退職代行なら引き継ぎなしでも辞められる!ただしリスクもゼロじゃない!

 

実際に退職する場合の流れ

実際に退職する際のおおまかな流れを紹介
会社を退職する際には、一般的に次のような流れで進んでいくことになります。

  • 上司に報告する
  • 退職届を提出
  • 引き継ぎ資料やファイルを作成する
  • 返却物や私物の整理
  • 各方面への挨拶

手順1:上司に報告する

会社を辞めるきついをしたら、まずは直属の上司に辞めることを伝えます。

そこで退職日や引き継ぎなど細かい打ち合わせを行います。

引き止めを回避するためにも「相談」ではなく、「報告」にすることが大切です。

その際も退職理由をきちんと伝えらえるようにしておきましょう(会社の不満や悪口はNGです)。

 

手順2:退職届を提出

退職日が決まったら、退職届を提出します。

会社指定の書類がある場合もありますが、そうでなければネットなどを参考にご自身で作成します。

残っている有給がある方は可能な限り消化しましょう。

 

手順3:引き継ぎ資料やファイルを作成

担当業務を後任に任せるため、引き継ぎ資料やファイルを作成していきます。

業務内容やノウハウ、関係者の情報など”あなた以外が見てもしっかりと理解できる内容のもの”を作るのがベストです。

 

手順4:返却物や私物の整理

会社から借りているものは返却、社内の私物は持ち帰ります。

最低限のものは残し、必要ないものは早い内に返却・整理しておくと良いでしょう。

制服など洗濯が必要なものは、退職日に持ち帰って後日郵送するパターンもあります。

 

手順5:各方面への挨拶して完了

「退職する」ことを同僚・取引先に伝えましょう。

その場でもし退職理由について聞かれても、会社や上司などの悪口は控えた方が良いです。

また転職先についての話題も詳しく話す必要はありません。

 

退職時期におすすめはあるけど、自分の都合を優先するのがベスト!

退職時期のおすすめは次の5つです。

  1. 円満退職を望むなら2〜3ヶ月後
  2. お金の面を優先するなら3つから選ぶ
  3. 転職時期に合わせる
  4. 区切りの良い時期に辞める
  5. 自分の都合に合わせるなら最短2週間後

 

後任選びや引き継ぎに時間がかかるなど、希望していた退職日に辞められないこともあります。

ですが、いくらお世話になった上司や会社に恩を感じていたとしても、会社側の都合に合わせていたら辞められなくなってしまいます。

職場のことを考えることは大切ですが『ご自身にとってより良い環境に行く』ことを優先に退職時期を考え、新しい一歩を踏み出してみましょう。

 

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