この記事がオススメな人
- 「パワハラに悩んでいる」
- 「どんな行為がパワハラになる?」
- 「被害にあったら退職しほうが良い?」
「仕事でミスをしたら殴られた・・・」
「責任を押し付けられ侮辱された・・・」
会社内でのパワハラ行為を受ける方は後を絶ちません。
2018年にこうしたパワハラやいじめなどで労働局に寄せられた相談件数は8万件を超えるほど、一行に被害者が減らないパワハラ行為。
上司からの一方的なパワハラを放っておくと、『体調を崩す』『休職や退職に追い込まれてしまう』といった、あなたの人生をめちゃくちゃにされてしまうケースもめずらしくありません。
そのため、もしあなたが職場でパワハラを受けているなら”なるべく早く退職する”ことが重要になってきます!
そこでこの記事では、職場でのパワハラについて次のポイントを解説していきます。
この記事でわかること
- パワハラにあたる行動の定義
- パワハラ被害を受けたら退職すべき理由
- 辞める際のNG行動
- 退職代行で辞めるメリット
- リモートワークでのパワハラ
- パワハラで退職する場合の理由
目次
「どんなものがパワハラ?」言動や行動の種類を解説
”パワハラ”と言われても、「どんな行為があたるのか?」を戸惑う方もいるでしょう。
パワハラは自分が被害者になるだけでなく、いつ加害者側になってもおかしくない行為です。
そこで2020年からスタートしたパワーハラスメント防止対策をもとに、『職場でのどんな行為がパワハラにあたる可能性があるか』を6つの言葉や行動からみていきましょう。
- 身体的な攻撃】
- 精神的な攻撃
- 人間関係からの切り離し
- 過大な要求
- 過小な要求
- 個の侵害
その1:身体的な攻撃
【身体的な攻撃】は、言葉の通り周りから見てもすぐにわかる相手の体にダメージが伴う行動があたります。
- 殴られた
- 蹴られた
- 書類や物を投げつけられた
- 飲みの席でお酒を強制された
その2:精神的な攻撃
【精神的な攻撃】は直接的な暴力ではなく、人格否定などの精神的な攻撃になります。
- ミスをして必要以上に罵倒された
- 陰口を言われた
- 脅迫された
- 特定の人から無視された
その3:人間関係からの切り離し
【人間関係からの切り離し】は仲間外れや仕事上に必要な関係を築かせないなど行為があたります。
精神的な攻撃にも近い行為が多いのも特徴です。
- 打ち合わせ・会議に一人だけ参加させない
- 業務に必要な情報を回さない
- 飲み会や行事へ故意に呼ばない
- 社内で無視する
- 一人だけ別室で作業させる
その4:過大な要求
相手のレベルでは対応できない業務を押し付ける、強制させるなどが【過大な要求】になります。
- 新入社員に教育を行わず、大きな仕事をふる
- 勤務時間内に収まらない業務量の仕事を任せる
- 役職に合わない重責な仕事を強制させる
その5:過少な要求
【過少な要求】は【過大な要求】と真逆で、相手の能力・経験より低い業務を任せる行為があたります。
- 一日中雑用をやらせる
- 理由なくプロジェクトから外す
- 管理職に新入社員が担当するような簡単な業務を任せる
- 全く仕事をさせない
その6:個の侵害
相手のプライベートに必要以上に立ち入った場合が【個の侵害】にあたります。
- 交際相手がいるかをしつこく聞く
- 自宅や休日の過ごし方など、業務に関係ないことを聞く
- 家族に対する文句を言われる
- 業務時間外でも連絡がしつこくくる
- 私物の写真を無断で撮る
パワハラを受けてたら退職すべき理由
会社でのトラブルに悩んでいる時には直属の上司や社内の専門部署、労働基準監督署などに相談するのが一般的です。
ところがこうしたパワハラ問題は『上司が加害者だったり』『相談しても会社が動いてくれない』『証拠がないから労基署に行けない』というケースもめずらしくありません。
そのため退職して新たなスタートを切る方が良い状況も多いです。
そこで、パワハラを受けている会社から退職すべき理由を4つご紹介していきます。
- 体調を崩せば勤務や転職が難しくなる
- 自分の成長の妨げにもなる
- パワハラが日常になってしまう
- 良い環境で働けるチャンスを奪ってしまう
体調を崩せば勤務や転職が難しくなる
パワハラは今後のあなたの人生に大きな悪影響を及ぼします。
その中には、見た目にはわかりづらい、精神的にダメージを受けるものも存在します。
そこで「まだ大丈夫、、、」と我慢を続けてしまったことで、うつ病などの病気になってしまうケースも多いです。
症状が軽い方なら休職である程度良くなるでしょう。
しかし症状がひどい場合には『退職することになる』『退職後もすぐには働けない』という可能性もあります。
『自分の体の自由がきくうちに退職できるよう行動しましょう!』
自分の成長の妨げにもなる
パワハラを受けながら働き続ければ、仕事で成果が上がらずご自身の成長の足を引っ張ってしまいます。
社会で働く上である程度の我慢が必要な場面はたくさんあります。
しかしパワハラ被害を我慢していても、モチベーションが下がるだけで何の意味もありません。
そんな会社で余分な時間を使うなら、転職してより良い環境で働く方が何倍もあなたを成長させてくれるでしょう。
パワハラが日常になってしまう
もしあなた被害にあっていなくても、日常的にパワハラが起こる環境にいるだけでも悪影響を受けています。
そしてその影響はあなたが部下や後輩を持つようになった時に悪い見本として出てくる危険があります。
そうならないためにも、パワハラのある環境に慣れてしまう前に脱出することが大切です。
良い環境で働けるチャンスを奪ってしまう
パワハラ被害にあう厳しい環境にいれば、毎日耐えることに精一杯になってしまいます。
そうなると今より良い環境で働けるチャンスがあってもそれに気付くのは難しいでしょう。
『「一時的に給料が下がってしまう」などのデメリットはあっても、そのままパワハラに耐え続けるよりは良い未来が待っています。』
オススメの退職代行サービス
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パワハラが原因で退職する時に退職代行を使う3つのメリット
「パワハラが原因で退職したい」という場合には、自力より退職のプロである退職代行サービスに依頼するのがオススメです。
その理由が次の3つです。
- 加害者(上司や先輩)に直接会わなくてすむ
- 即日退職できることもある
- 未払い賃金なども回収できる
加害者(上司や先輩)に直接会わなくてすむ
退職代行サービスを簡単に説明すると、退職したい労働者に代わりプロが連絡してくれるサービスです。
なのでパワハラ被害のあっている方が利用する最大のメリットは「上司や先輩といった加害者と会わずに辞められる」という部分でしょう。
これが通常の退職なら絶対に不可能です。
『「辞めるのは許さないぞ」などの脅しを受けるのを回避できるのもかなりのメリットです。』
即日退職できることもある!
退職代行を利用すると即日退職できるケースも多いです。
反対に通常の退職ではどんなに早くても1〜3ヶ月後になってしまいます。
あなたの体や心のことを考えれば、一刻でも早く辞められる退職代行は頼もしい味方です。
ただ注意点として、この方法は「退職の希望を出せば2週間後に辞められる」という労働基準法をもとにしたものです。
ですので有給が残ってない方は即日退職ができない可能性があることは覚えておきましょう。
オススメの記事
>>退職代行なら即日退職できる!?なるべく早く辞めたいなら退職代行に依頼!
未払い賃金なども回収できる
退職代行なら未払い賃金の回収などパワハラ以外のトラブルから脱出することもできます。
パワハラがあるような会社なら従業員が雑に扱われるケースも多く、「給料や残業代が支払われていない」こともあるでしょう。
『未払い賃金の回収を依頼する場合、弁護士か労働組合の退職代行しか対応できない点はご注意ください!』
オススメの記事
>>退職代行でも未払い賃金を取り戻せる?注意点を守れば取り返せる!
パワハラが原因で退職する時にしてはいけない3つのNG行動
あなたがパワハラ被害にあって退職する時でも、「会社に対してやってはダメな行動」もあります。
それが次の3つです。
- バックレをするのはリスクが高い
- 部署や社内移動はオススメできない
- 仕返しするのも危険
バックレをするのはリスクが高い
日常的にパワハラを受けていれば『すぐに今いる状況から抜け出したい』という気持ちになるのは理解できます。
だからといってバックレをするのはあなたにとってリスクがかなり高いです。
- 会社から連絡が来る
- 上司や同僚が家に来る可能性もある
- 会社から両親(緊急連絡先)へ連絡がいく
- 離職票の発行や社保の手続きで会社とトラブルになる など
『バックレをしてしまうと今後の人生に大きな悪影響が出てしまうので絶対にダメです!』
オススメの記事
>>バックレは絶対ダメ!高リスクすぎるので退職代行で辞めた方が安心安全!
社内異動はオススメできない
パワハラについて社内の専門部署に相談をすると、転勤や部署異動といった社内異動を提案されることがあります。
しかし、この社内異動はあまりオススメできません。
確かに大企業のように従業員や部署の数も多い会社なら配属先の環境が良い可能性もあります。
ですが同じ建物内での移動だけなら、いつ加害者と顔を合わせるかわかりません。
またパワハラのことが噂で広がると「色目で見られたり」「悪評につながる」ケースも否定できないでしょう。
『社内異動は根本的な解決にはならないため、退職や転職などの行動が必須です。』
仕返しするのも危険
退職原因がパワハラであっても、上司や会社に復讐などの仕返し行為は絶対にしてはいけません。
『殴られたから殴り返す』
『会社の情報をわざと外に出す』
といった行為をして会社に損害を出してしまえば、あなた自身が悪者になってしまいます。
こうなると最悪の場合、会社から損害賠償請求をされてしまうことも予想できます。
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退職代行の選び方〜パワハラが原因で退職する場合〜
現在50社以上が参入していると言われる退職代行サービス。
ここでは、パワハラが原因で退職する場合の代行業者を選び方を2つご紹介します。
- 1番安心なのは弁護士の退職代行
- 費用がネックの方は労働組合のサービスを使う
1番安心なのは弁護士の退職代行
会社を辞める際に1番安心で確実に退職できるのが弁護士が運営する退職代行です。
下の表が弁護士と民間、それぞれの業者に依頼した場合の対応できる業務内容を比べたものです。
▼民間と弁護士の比較
民間 | 弁護士 | |
退職代行 | ○ | ○ |
離職票送付の交渉 | × | ○ |
有休取得の交渉 | × | ○ |
未払い賃金の請求 | × | ○ |
退職金の交渉 | × | ○ |
損害賠償請求 | × | ○ |
退職届の作成 | × | ○ |
パワハラ被害にあった方の中には「会社や上司を訴えたい」というケースもあります。
そうした訴訟問題に対応できる点でも弁護士なら力強い味方になってくれます。
『「トラブルなく安全に退職したい」という方は弁護士の退職代行一択だと言えるでしょう!』
費用がネックの方は労働組合のサービスを使う
弁護士の退職代行の最大のネックは他の業者に比べて費用が高いことです。
▼民間・労働組合・弁護士の費用相場の比較
民間 | 労働組合 | 弁護士 | |
費用の相場 | 約2〜5万 | 約3万 | 約5〜10万 |
新卒や中途入社の方には『依頼したくても金銭的に余裕がない』こともあるでしょう。
そうなると約5万円以上かかる弁護士はかなりハードルが高いのが現実です。
ですので会社を訴えることがないようなら労働組合の退職代行もオススメできます。
労働組合であれば、弁護士より費用も安く、有給取得の交渉や未払い賃金の請求なども任せられます。
さらに業者によっては転職サポートがついていることもあるので、次のお仕事がまだ見つかっていない方にもメリットは多いです。
『法律問題などのトラブルがない方に関しては労働組合の退職代行でも満足できるでしょう。』
パワハラで退職したい方向けのオススメの退職代行3選
業界でも実績トップクラスの「弁護士法人みやび」
サービス名 | 弁護士法人みやび |
運営元 | 弁護士法人 |
相談料 | 無料 |
料金 | 55,000円(税込)+書類郵送料などの実費 |
追加費用 | 回収額の20%(金銭請求がある場合) |
連絡手段 | LINE/メール/電話 |
即日対応 | 可能 |
転職サポート | なし |
\まずはLINEで無料相談へ/
【サービス紹介記事】
>>弁護士法人みやびの退職代行の評判は?サービスの特徴や口コミをご紹介!
累計15,000件を超える実績を持つ「退職代行SARABA」
サービス名 | 退職代行SARABA(サラバ) |
運営元 | 労働組合 |
料金 | 24,000円(税込) |
追加料金 | なし |
返金保証 | あり |
連絡手段 | LINE/メール |
即日対応 | 可能 |
転職サポート | あり |
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【サービス紹介記事】
>>退職代行SARABAの評判は?利用者の口コミやサービスの特徴を紹介!
設立から20年以上労働問題に関わってきた「退職代行ガーディアン」
サービス名 | 退職代行ガーディアン |
運営元 | 労働組合 |
料金 | 29,800円 |
追加料金 | なし |
連絡手段 | LINE/電話 |
即日対応 | 可能 |
返金保証 | あり |
転職サポート | あり |
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【サービス紹介記事】
>>退職代行ガーディアンの評判は?利用者の口コミからサービスの特徴を解説します!
最近リモートワークでのパワハラも増えている!
ここ数年の社会的な状況から、リモートワーク(在宅ワーク)をしている方もいるでしょう。
直接顔を合わせる機会が減ることで『パワハラなどが少なくなった』と考えている方もいるかもしれません。
ところがこうした状況でのハラスメント、”リモハラ”の被害にあってしまう方が増えています。
この「リモハラ」とは、その名の通り「リモートワークを通うじて受けるハラスメント」のことを指します。
リモハラにあたる可能性がある行為は次のようなものです。
- 体型やメイク、服装を細かくチェックしてくる
- Webカメラやマイクを常にオンの状態にして監視する
- 集まる必要があるweb会議に呼ばれない
- 同居する家族に対して文句をつけてくる
- 休日なのに業務にあたらせようとする
リモートワークの波が急激にやってきたことで、社内ルールやリモハラ対策まで追いついていない会社が多いです。
そのため上司からしたら「そこまでのつもりで言っていない」というケースもあるかもしれません。
しかし被害を受けているあなたからすれば、オフィスでも自宅でも場所は関係はありません。
社内の相談窓口や労働基準監督署に相談するか、退職に向けて動き出すといった行動が必要になることも考えておきましょう。
『社内の相談窓口や労基署に相談するか、転職に向け動き出すなどの行動が必要になるかもしれません。』
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パワハラが原因の退職は「自己都合」or「会社都合」どっちになる?
退職理由には「自己都合」と「会社都合」の2種類あります。
キャリアップや結婚などは自己都合退職。
一方でパワハラが原因となって辞める場合には基本的には会社都合退職になります。
ただこの会社都合にしてもらうには次のような条件をクリアする必要が出てきます。
- 退職時に会社にパワハラが原因のことを伝える
- 会社側にもそれを認めさせる
世間体を気にしてパワハラを認めない会社はめずらしくありません。
ですので
「パワハラ認定してもらわなくてもいい」
「会社とのトラブルは避けたい」
「転職先が決まっていて、失業給付金が必要ない」
こういった方の場合は『無理に会社都合にしなくても大丈夫』ということは覚えておいてください。
オススメの記事
>>【自己都合退職】と【会社都合退職】の違いは?気になるあなたへの影響について解説!
パワハラの被害にあっているなら即退職を考えよう!
職場内でのパワハラで悩む方は多く、それが原因で体調を崩し休職や退職に至ってしまうケースも増えています。
こうした被害にあった場合には社内の相談窓口や労基などに相談する方法もあります。
ただ将来のことを考えると、パワハラが起こっている会社で働き続けるのはデメリットの方が多い、なるべく早く退職や転職に向けて動き出すべきです。
パワハラのある会社を辞めるべき理由は次の4つです。
- 体調を崩せば勤務や転職が難しくなる
- 自分の成長の妨げにもなる
- パワハラが日常になってしまう
- 良い環境で働けるチャンスを奪ってしまう
パワハラの加害者になっているのは、あなたの直属の上司であることがほとんどです。
そのため『退職したい』と思っていても直接言い出せずについつい我慢し続けてしまう方もめずらしくありません。
どうしても自分から切り出せない場合には、退職代行サービスを利用することをオススメします!