この記事がオススメな人
- 「弁護士の退職代行は何が良い?」
- 「依頼するデメリットもあるの?」
- 「選び方やオススメの業者を知りたい」
自分では「言えない」「言い出しづらい」退職の意思をプロの業者が代わりに伝えてくれる退職代行サービス。
利用する方の急増から、現在は民間・労働組合・弁護士の3業種が運営しています。
その中でも「1番安心で確実に退職できる」と言われているのが、弁護士の退職代行です。
そこでこの記事では、弁護士の退職代行について次のポイントを解説していきます。
この記事でわかること
- 弁護士に依頼するメリット・デメリット
- 弁護士の選び方
- オススメのサービスを紹介
目次
弁護士に退職代行を依頼する5つのメリット
法律のプロである弁護士に退職代行を依頼するメリットは以下の5つです。
- 法律違反の心配がない
- 失敗・トラブルが少ない
- 未払い給与などの請求が可能
- 労災申請や慰謝料請求も依頼できる
- 退職時の必要書類の作成・請求も任せられる
法律違反の心配がない
弁護士資格を持たない民間業者でも、依頼人に代わりに退職の意思を伝えるだけなら合法です。
しかし、退職日の調整や有給取得の交渉などの業務は弁護士にしかできません。
仮に資格のないものが行うと「非弁行為」という法律違反になってしまいます。
▼非弁行為にあたる主な代行業務
- 有給休暇の取得や消化の交渉
- 退職金の交渉
- 未払い給与の請求や交渉
- 損害賠償請求の対応
- 労災の申請
- 退職届などの必要書類の作成
- 社宅や寮の退去の仲介
会社との交渉が必要になりそうな場合には、最初から弁護士の退職代行へ依頼しましょう。
『「安全に退職したい」「トラブルになりそう」などの方は初めから弁護士にしましょう!』
失敗・トラブルが少ない
弁護士に依頼すれば「退職に失敗した」「会社とトラブルになった」ということを少なくできます。
最近は企業側も退職代行に関する知識や利用された場合の対策を考えているケースがあります。
そこへ民間業者が連絡し、会社から「人員不足だから今は退職できない」「代行業者には対応しない」などと言われれば退職に失敗してしまいます。
その点弁護士なら会社との交渉もでき、肩書きからも会社側にプレッシャーも与えられるのでトラブルに発展することも少ないです。
未払い給与などの請求が可能
会社との交渉ができる弁護士なら未払い賃金や残業代の請求も任せられます。
未払い給与の問題は退職時に抱える悩みの一つです。
自力で対処することもできますが、会社には言い出しづらいなどの理由から何十万単位ものお金を損するケースもめずらしくありません。
退職を考えている方で未払い賃金に悩んでいる場合は、弁護士への依頼を検討してみてください。
労災申請や慰謝料請求まで依頼できる
パワハラやセクハラ、仕事が原因でのうつ病などが引き金となって退職する方も増えています。
その中には労災申請や慰謝料請求を考える方もいるでしょう。
法律のプロである弁護士ならこういったケースでも強い味方になってくれます。
『慰謝料の請求や労災申請などは証拠が必要になるケースもあるので、無料相談などの機会によく確認しておきましょう。』
退職時の必要書類の作成・請求も任せられる
弁護士なら退職の連絡だけでなく、退職届や引き継ぎ書などの退職時に必要な書類の作成も任せられます。
こうした書類作成も民間では非弁行為になるため行えません。
さらに退職後に会社から送られてくるはずの書類が届かない場合も請求依頼も可能です。
特に離職票や年金手帳、源泉徴収票、雇用保険被保険者証は転職時にも必要になるので届かない場合には弁護士に請求してもらいましょう。
▼業界大手の事務所「弁護士法人みやび」
>>弁護士法人みやび
弁護士に退職代行を依頼するデメリット
弁護士の退職代行は民間に比べて利用するメリットはかなり大きいですが、デメリットがないわけではありません。
それが以下の2点です。
- 民間と比べ費用がかかる
- 若干スピード感が遅い
民間と比べ費用がかかる
弁護士の退職代行の相場は約5〜10万円ほどです。
民間の約2〜5万円に比べると費用が高くなるので、依頼に躊躇する方もいるかもしれません。
しかし、弁護士の方が退職の確実性や対応できる業務も多いので料金の安さだけで民間を選ぶのは避けたほうが良いでしょう。
また、未払い賃金などの金銭請求を依頼する際には追加で費用が発生する点もデメリットと感じる方もいると思います。
ただ万が一、回収できなかった場合には追加費用は発生しない点は安心できます。
若干スピード感が遅い
「LINE対応」や「24時間対応」している民間と比べ、弁護士は9:00〜19:00のように営業時間が短いことも多いです。
そうなると「即日退職したい」「すぐに退職したい」と考えている方は少し不便に感じることもあるでしょう。
弁護士に依頼する場合は、公式サイトや無料相談を利用して事前に定休日や営業時間を確認しておくとスムーズに依頼へと移れます。
弁護士の退職代行の選び方
「退職代行を弁護士に依頼したい」という方は以下の点に気をつけてサービスを選ぶと良いでしょう。
- 労働問題に詳しいか?
- 親身になり、丁寧な説明をしてくれる
- まずは相談からスタート
労働問題に詳しいか?
『弁護士』と一言でいっても相続・離婚問題・交通事故・刑事事件など弁護士や事務所によって得意分野に違いがあります。
ですので以下の3つを満たす弁護士へ依頼するのがおすすめです。
- 労働問題に詳しい
- 退職代行の経験・実績がある
- 社労士(社会保険労務士)の資格を持っている
親身になり、丁寧な説明をしてくれる
「難しい話ばかりされそう」
「上から目線で偉そうに喋ってきそう」
弁護士に対してこういったマイナスの印象を持っている方は多いと思います。
そのため次の3点をクリアしている弁護士であればより満足したサービスを受けられるでしょう。
- 相談の段階で丁寧な説明をしてくれる
- 親身になって話を聞いてくれる
- 質問する時間をくれる
ただ退職代行を依頼する際にはメールやLINEのみで依頼から退職完了までいくケースがほとんどです。
そうなると「直接弁護士に会う」や「電話で会話をする」といったことは発生しません。
その場合には、LINEなどを送った際に”相談や悩みにしっかりと返信してくれる”かどうかで判断すると良いでしょう。
まずは相談からスタート
利用を迷っている方はまずは相談からスタートするのも良いでしょう。
現在のご自身の状況や悩み、費用などの疑問を相談し「納得して任せられる環境を作る」ことが重要です。
その結果「依頼予定の業務に対応してもらえない」「そもそも退職代行を依頼する必要がない」という状況になる可能性もあります。
『依頼後に不満が残らないよう、気になる部分は事前にメモをとっておき、必ず確認をとっておきましょう。』
退職代行を弁護士に依頼する場合のおすすめサービス
弁護士法人みやびの退職代行サービス
サービス名 | 弁護士法人みやびの退職代行サービス |
相談料 | 無料 |
料金 | 55,000円(税込)+書類郵送料などの実費 |
追加費用 | 金銭請求が必要だった場合、回収額の20%(成果報酬型) |
連絡手段 | LINE/メール/電話 |
即日対応 | 可能 |
営業時間 | AM10:00〜PM21:00(不定休)LINE/メールは24時間受付 |
退職代行業界では大手の法律事務所「弁護士法人みやび(旧:汐留パートナーズ)」が運営しているこちらのサービス。
スタッフも経験豊富な方が多く、丁寧な対応をしてくれることでも知られています。
LINEやメールでの24時間対応しているので、他の弁護士事務所よりスピード感のある退職が可能です。
無料相談からスタートできるので疑問や気になる点をしっかりと確認してから依頼できます。
\まずはLINEで無料相談へ/
【サービス紹介記事】
>>弁護士法人みやびの退職代行の評判は?サービスの特徴や口コミをご紹介!
退職110番
サービス名 | 退職110番 |
料金 | 43,800円(税込) |
追加料金 | あり(金銭請求の成功時や訴訟問題となった場合) |
連絡手段 | メール |
即日対応 | 可能 |
返金保証 | 有り |
営業時間 | AM9:00〜PM18:00(月〜金) |
43,800円という弁護士事務所の中ではリーズナブルな価格設定がされている「退職110番」。
代表は弁護士資格だけでなく、社会保険労務士の資格を持った「労働問題の専門家」なので安心して代行業務を任せられます。
退職届などの必要書類の作成・請求にも対応しているので、「退職後に会社から書類が送られてこない、、、」という場面でもご自身が直接やり取りする心配はありません。
\まずはHP・メールで相談から/
【サービス紹介記事】
>>退職110番の評判は?サービスの特徴から利用者の口コミを解説します!
安心感と確実性を求めるなら弁護士の退職代行サービスへ!
法律のプロである弁護士にしかできない代行業務は多いです。
民間と比べて費用が少し多くかかる点はデメリットではあります。
しかし会社とトラブルになる可能性も低く、確実に退職できる安心感は弁護士の退職代行の最大のメリットと言えるでしょう。
弁護士の退職代行は
こんな方におすすめ!
- 安心、安全に退職したい
- 過度な引き止めにあっている
- 未払い給与の請求をしてもらいたい
- 労災申請や損害賠償請求を依頼したい
- 他社で退職に失敗した