退職の悩み・疑問

退職は周りに言わない方が良い?早めに言ってもあなたの負担が増すだけ!

退職を言わないかどうかについて書いた記事のアイキャッチ画像

 

この記事がオススメな人

  • 「会社を辞めるってすぐに言わない方がいい?」
  • 「早めに伝えた方が良い人はいるの?」
  • 「退職時期って誰に相談するのがベスト?」


あなたが退職することを最初に伝えるのは直属の上司でしょう。

引き継ぎや後任選びなど、密に連携をとっていく必要があるので当然のことです。

その一方で、先輩や同期といった自分の周りで働く同僚に伝えるタイミングに迷う方は意外に多いです。

実は同僚に伝えるタイミングは重要で、基本的には”退職を決めても周囲にはすぐに言わない方が良い”と言われています。

 

そこで今回の記事では、退職を周囲に伝えることについて次のポイントを解説していきます。

この記事でわかること

  • 直前まで伝えない方が良い理由
  • 例外的にすぐに伝えた方が良い人
  • 辞めると伝えるベストな時期

周囲には直前まで退職を言わない方が良い理由

退職することを周囲に直前まで言わない方が良い理由を説明
円満退職を望む方なら、「退職することを周囲にはいつ言えば良い?」と悩むことがあるでしょう。

冒頭でも申し上げましたが、結論としては”退職が決まってもすぐに言わない方が良い”ケースが多いです。

その理由は以下のようなものが挙げられます。

  • 上司から止められる場合もある
  • 職場内の空気が悪くなる
  • 引き止めにあう
  • 転職先を聞かれる
  • 退職代行を利用する場合

 

上司や会社から止められる場合もある

退職することを1番最初に伝える相手は、上司か人事部の場合がほとんどです。

ですがその報告を受けた上司などからは「退職は周囲にはすぐに伝えないでくれ」といったことを言われることもあります。

その理由は、会社側としてご自身が辞めた後のことも考えて業務を行っていかないといけないからです。

  • 後任選び
  • 引き継ぎ体制の構築
  • 職場のモチベーション低下を防ぐ
  • 退職者の続出を防ぐ

など、上司にはやることが山積みです。

また会社側も「ある程度の目安はつけてから現場の人間に伝えたい」というの思いを持っていても納得できます。

 

職場内の空気が悪くなる

・残業が多い
・社員数が少ない
・ノルマが厳しい

上記のような会社では、従業員が1人でも辞めると他の社員の負担が増えることになります。

そうなると、退職するご自身への嫉妬から悪口や嫌味を言われるようになったり、パワハラやセクハラがより酷くなるといった可能性があります。

 

『本人は「誠実に対応したい」と思い早めに伝えたいと思っていても、周りも同じ思いとは限らないことは覚えておきましょう。』

 

引き止めにあう

退職することを伝えても、退職日までの日数が長いほど引き止めにあう機会は増えてしまいます。

勤務年数の違いあれど、どの会社でも1人の従業員を育てるために多くの時間を費やしています。

その従業員が辞めてしまうとなれば、引き止められるのもある意味当然です。

一度引き止められ、思い直してしまうとずるずると退職する機会を失うことも予想できます。
退職の意思が強い場合には、希望日の2週間〜1ヶ月前には退職したい気持ちを伝えると良いでしょう。

また、辞めたいけどなかなか辞められない場合には退職代行サービスに依頼するのもおすすめです。

 

『正社員なら法律上は2週間で退職することが可能です。
しかし円満退社を目指す方なら1ヶ月前など会社の就業規則に合わせて伝えるのがベストです!』

 

オススメの記事
>>退職時の引き止めがしつこい時の対処法!そのまま残っても地獄を見るだけ!

 

転職先や今後について聞かれる

転職先や具体的な目標がまだ定まっていないケースもあります。

こうした場合も退職日のギリギリまで同僚には言わない方が良いでしょう。

職場環境にもよりますが、世話付きな上司や先輩がいる会社では、「転職先はどこなんだ?」「次の仕事が決まってないのに大丈夫か?」など、質問攻めにされることがあります。

 

『何も答えないのも角が立つので、「〇〇系の会社です」など最低限の答えだけは用意しておきましょう。』

 

退職代行を利用する場合

退職代行を利用する方は、直前であっても退職することを周囲には言わない方が良いでしょう。

「まだ依頼するか考えている」という段階でも伝えることは避けるべきです。

退職代行を利用しようと考えていることが会社や上司に伝わってしまうと、ハラスメントや引き止め行為が強くなったり、退職しないよう脅されることも予想できるのでご注意ください。

 

オススメの退職代行サービス

 

【例外】すぐに退職を言うべき場合や人

退職することを早めに言った方がいい場面や人を紹介
退職する際「周囲の人にはすぐに言わない方が良い」と言いましたが、反対に「早い段階で伝えた方が良い場合や人」もいます。

それが以下の3つのケースです。

  • 上司には早い段階で伝える
  • 今後も付き合いがありそうな取引先や顧客
  • お世話になった先輩や同僚

特に円満退社を望んでいる場合には、大切になってくる部分もあるのでご確認ください。

 

上司には伝えておく

退職を決めた場合、上司には早い段階で伝えておきましょう。

「これまでお世話になってきた恩がある」という意味だけでなく、引き継ぎや後任選びなど、退職するまでには上司と協力しなければならない事も多いです。

また転職後には、取引先や仕事で関わる可能性もゼロではないので、これまで築いてきた関係を壊すことも避けた方が良いです。

注意点として、以下のような場合は例え上司でもすぐに言わない方が良いでしょう。

  • 退職代行を依頼して退職する
  • 上司と良い関係ではない
  • これ以上、上司や会社と関わりたくない

 

取引先や顧客

・転職先が現在と同じ業界
・プライベートでも仲が良い

などどの理由があれば、取引先や顧客の方にも早めに退職を伝えても良いかもしれません。

退職日ギリギリで伝えてしまうと、信頼関係が崩れる原因になります。

それにに転職先も同じ業界なら、ご自身に対する悪い噂が立つ可能性もゼロではありません。

 

お世話になった先輩や同僚

円満退職や会社を辞めた後も関係を続けたい先輩や同僚がいる場合も、早めに退職を伝えた方が良いでしょう。

職場内の人間関係に悩みを持ち、退職する社会人はたくさんいます。

そんな中で、仕事を離れても関係を終わらせたくない方がいるのはかなり運の良いことだと言えます。

 

退職を言わなくても周囲にはバレている?

退職を直接伝えなくても周囲にはバレていることを紹介
ご自身が周囲に退職を伝えいない場合でも、周りから見るとバレバレの行動をしていることもあります。

例をあげると以下のような時です。

  • デスクやロッカーを片付け始めた
  • 有給を頻繁に取るようになった

退職を隠す必要がない方ならこうしたことも特に問題ありません。

しかし、隠しておきたい場合には、辞める直前まで退職準備をしないなど対策を行うのも良いでしょう。

 

『どんなに隠しておきたくても服装や行動から、周りにバレている時は多いです。』

 

職場に退職を伝える時期

退職を伝える時期についてを紹介
上司には伝えても、”同僚に退職を報告する時期”は自分だけでは判断しづらいものです。

そういった方は、上司や会社側に相談するのがベストでしょう。

一般的に退職が社内に伝わる場合、「自分から伝える」か「上司から部署・全体に伝える」のどちらかのケースがほとんどです。

引き継ぎや後任選びには上司や会社側の都合もあるため、「いつ頃伝えれば良いですか?」などの相談をすると相手側の反応も良くなります。

また、円満退職にならない退職代行を利用して辞める場合には、連絡や交渉を全て業者が行ってくれるので、上司や会社と直接やり取りをすることはありません。

 

オススメの記事
>>退職時期のおすすめは?あなたに合った辞め時を一緒に見つけよう!

 

まとめ

退職することが決まっても、基本的には同僚にすぐ言わない方が良いでしょう。

ですが上司をはじめ、取引先やお世話になった先輩など、今後も付き合っていく可能性がある方には早めに伝えた方が良いケースもあります。

また同僚に伝える時期については、上司や会社とも相談し、相手側の望むタイミングで退職すること伝えると良いでしょう。

 

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