この記事がオススメな人
- 「体調不良のまま退職できる?」
- 「会社にどう伝えればいいの?」
- 「なにか注意点はある?」
”体調不良で欠勤した・・・”
この経験は誰でもあるごく普通のことです。
しかしこうした体調不良が「何週間も続く」「すぐに良くならない病気だった」。
この場合には仕事を辞めることも考える必要が出てきます。
今回は体調不良で欠勤が続くケースについて、次の内容を解説していきます。
この記事でわかること
- 体調不良からの欠勤でもそのまま退職できる
- 退職できる理由
- 退職する方法
- 辞める場合の注意点
目次
体調不良から欠勤して、そのまま退職できる!
まず結論として、”体調不良で欠勤しても、そのまま退職することは可能”です。
飲食やIT、アパレルなど過労で体調を崩す方が多い業界では、こうした退職パターンは意外によくあります。
また体調が良くなり復帰できる状態になったとしても、将来のことを考えてそのまま退職を選ぶ方もいます。
「なぜ?」体調不良から欠勤しそのまま退職できる4つの理由
体調不良になった場合「なぜ復帰せずそのまま退職できるの?」と感じる方もいるでしょう。
その理由が次の4つです。
- 診断書があれば会社は何も言えない
- 合意があればいつでも退職できる
- 欠勤が続けば周囲も察する
- 会社としても復帰を望まない可能性もある
診断書があれば会社は何も言えない
医療の専門家である医師の診断書があれば会社側も納得します。
最近は過労などからメンタル面で不調をきたし、うつ病になってしまう方は多いです。
しかし人によっては症状に波があることもあり、周囲から見ると「この人病気なの?」と理解されないケースもめずらしくありません。
その点、プロの医師から「この方は〇〇という病気です」としっかりと判断され、その診断書が提出されれば会社としてもしっかりと対応せざる追えません。
合意があればいつでも退職できる
退職を伝えたその日に辞める『即日退職』。
民法では「退職を伝えても2週間は退職できない」といったルールがあるため、自力での即日退職はなかなか難しいです。
ですが例外として”会社と労働者が合意すれば可能”というものが民法には定められています。
診断書が必要になることはありますが、上司や会社側との話し合いがうまくいけば即日退職も可能です。
『希望しても辞められない時には退職代行などの第三者に依頼することも考えましょう。』
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>>利用者急増!退職代行サービスを使うメリット・デメリットを徹底解説!
欠勤が続けば周囲も察する
体調不良でも数日程度なら気にされませんが1〜2週間などの長期的な欠勤になると、社内からは「もしかしたら〇〇さんは戻ってこないかも」という空気が流れます。
休んでいる期間が長ければ作業は分担され、1人居なくてもなんとか会社は回っていきます。
そこへ「体調が治らず退職したい」という連絡が入っても、会社側も引き止める状況にはならないでしょう。
会社側が復帰を望まないケースもある
本人が復帰したくても、会社側はそれを望まないケースもあります。
目に見える症状と違い、うつ病などのメンタルの問題に対しては会社側もデリケートです。
「無理に復帰させた」とされ損害賠償などになれば、会社はかなりのダメージを受けてしまいます。
そのためメンタル面の不調を訴えている従業員が「退職したい」と伝えればスムーズに辞められることも多いです(※診断書が必要な場合もあり)。
オススメの記事
>>うつ病で退職代行を使うのはアリ!しんどい時にはプロに任せた方が良い!
体調不良の欠勤からそのまま退職する4つの方法
体調不良で休んでいても、”退職の意思”はご自身から上司や会社に伝えるしかありません。
その場合の方法は次の4つのパターンのどれかになるでしょう。
- 診断書を持ち直接伝える
- 電話で伝える
- 欠勤や休職後にフェードアウト
- 退職代行を利用する
診断書を持ち直接伝える
「通常の方法である直接上司や会社に伝える場合」は、自分の気持ちと診断書を提出すればほぼ確実に退職できます。
先ほどもお話しましたが診断書は専門家である医師が書いた書類です。
そこには「病名」や「簡単な症状の説明」、「治療期間」などが書かれているため会社としても疑いようがありません。
しっかりとした書類なので、引き止められる心配もないでしょう。
電話で伝える
直接会って話せないようなら電話で意思を伝える方法もあります。
この方法なら上司と顔を見なくて良い分、負担は少なくできます。
もし上司と話すのが辛いなら、その上の役職の方や人事担当に伝えるのもアリです。
『直接顔を合わせないため会社側が状況がわからず、「文句を言ってくる」「引き止めてくる」などの可能性がある点にはご注意ください。』
欠勤や休職をしながらフェードアウト
有給がある方や休職制度がある場合は、そうした制度を利用し最終的にフェードアウトするのも一つの手です。
1〜2週間も欠勤が続ければ、あなたの仕事は他の誰かがこなしてくれているはずです。
そこへ「出社できないため退職します」と伝えれば、会社も合意してくれるでしょう。
退職代行を利用する
「体調が悪く、直接会うのも電話も難しい」という方は、退職代行サービスを利用するのがおすすめです。
このサービスなら、一度依頼すればご自身が会社とやり取りをしなくても退職できます。
そのため引き止めや暴言を吐かれる心配もありません。
『弁護士や労働組合の退職代行なら未払い賃金や退職金のトラブルなどにも対応してくれるます。』
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注意!体調不良の欠勤→退職の際に気をつけるべき4つのポイント
欠勤のまま退職する場合、いくつか注意しておくポイントも存在します。
それが次の4つです。
- 欠勤中でも会社と連絡は取る
- 普段の行動に注意する
- 転職で不利になる可能性もある
- バックレは絶対にしない!
欠勤中でも会社と連絡は取る
体調が悪くても、会社から連絡が来た場合にはしっかりと対応しましょう。
そういってももちろん無理は禁物です。
例えば「電話に対応できないようなら、メールやチャットでのやり取りにしてもらう」など交渉してみると良いでしょう。
普段の行動に注意する
欠勤中の行動には特に注意した方が良いです。
体調が少し良くなったからといって、友人と食事や遊びに行ったことを社内の誰かに見られてしまえば”仮病”だと判断されることもあるでしょう。
そうなれば減給や懲戒解雇といった処分になる可能性もゼロではありません。
『TwitterやインスタなどのSNSは気を抜きやすいので注意が必要です。』
転職で不利になる可能性もある
体調不良が原因の退職は、その後の転職活動で不利になることがあります。
- 経歴に空白期間ができてしまう
- 退職理由を聞かれた際に答えづらい
面接官としても「この人はウチに入ってもすぐに辞めてしまいそう」という応募者は避けたいです。
当然退職理由で嘘はつけないため、面接時には”治療期間や空白期間で学んだことや気づいたこと”について話しましょう。
『マイナス面ではなく、今後への前向きな気持ちを伝えられると相手に好印象を与えられます。』
バックレ(無断退職)は絶対にしない!
会社に退職を伝えづらい状況だとしてもバックレ(無断退職)は絶対にやめましょう。
というのもバックレはあなたにとってメリットがなく、デメリットばかりだからです。
- 自宅に会社からの連絡がいく
- 両親に連絡が行くことも多い
- 懲戒解雇になる可能性もある
- 解雇されれば、転職でかなり不利になる
体調不良で退職するか悩んでいる方は、バックレではなく退職代行を利用すればご自身への負担をかなり抑えられます。
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>>バックレは絶対ダメ!高リスクすぎるので退職代行で辞めた方が安心安全!
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体調不良で欠勤しそのまま退職するのはアリ!
”体調不良で欠勤する”という状況は誰にでも起こりえることです。
もし仕事を休んでもなかなか回復しないようなら、そのまま退職する道を選ぶことは可能です。
「会社に退職を伝えられる状態ではない」
「上司に直接話すのは難しい」
などの場合には退職代行を利用し、新しい一歩を歩んでみることのをおすすめします。