この記事がオススメな人
- 「退職代行を使うと嫌がらせされるってホント?」
- 「嫌がらせを受けた時の対処法を知りたい」
- 「なにか事前にできる対策はあるの?」
”退職代行を使うと会社から嫌がらせをされる!”
ネット上で退職代行について調べていると、こうした噂を目にしたことがある人もいるのではないでしょうか?
まず結論からお伝えすると、「退職代行を利用したからといって嫌がらせをされる可能性は低い」と言えます。
ただ、残念なことに「絶対に起きません!」とは言い切れず、実際に嫌がらせを受けてしまったケースも存在しています。
そこで今回は、退職代行を使った際の嫌がらせについて次の内容を解説していきます。
この記事でわかること
- 嫌がらせを受ける可能性が少ない理由
- 嫌がらせのパターンと対処法
- 嫌がらせを受けないための対策
目次
退職代行を使っても嫌がらせを受ける可能性が低い4つの理由
冒頭でもお話しましたが、退職代行を利用しても嫌がらせを受けることはほぼありません。
というのも、こういった嫌がらせは会社側のデメリットにもなりかねないからです。
- 会社も上司もそんなに暇じゃない
- 嫌がらせをしても社員は辞める
- 上司の評価が下がる
- 会社のイメージダウンにもつながる
会社も上司もそんなに暇じゃない
『退職代行での退職=突然これまでいた人が居なくなる』ケースが多いです。
ですので、その時の社内での1番の関心事は「これまでの業務を誰がやっていくのか?」という部分しかありません。
そのため、上司も同僚もあなたに対して嫌がらせをしている余裕はないでしょう。
嫌がらせをしても社員は辞める
退職代行に依頼した時点でその人は会社に見切りをつけています。
少し理解力のある上司であれば、それに気づいて嫌がらせや引き止めなどの無駄な行為はしないでしょう。
上司の評価が下がる
”退職代行で部下が辞めた”
これだけでも、上司はさらに上の役職の人間から詳しい理由を聞かれることがあります。
そこに「部下に嫌がらせをしていた」ことまで加われば、上司の評価も社内での評判も地に落ちてしまいます。
会社のイメージダウンにもつながる
従業員に対して嫌がらせなどの仕打ちをしていることが広まれば会社のイメージダウンは確実です。
近年は転職する人も多く、応募前にSNSや企業の口コミサイトをチェックするのも当たり前です。
もしそういったところで会社の悪い噂を投稿されてしまえば、今後の人材確保も難しくなってしまいます。
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「退職代行を使った際に受ける嫌がらせ」7つのケースと対処法
ここからは、「退職代行を使った際に実際にあった嫌がらせのケース」を7つご紹介していきます。
遭遇する可能性はかなり低いですが、もしもの時に備えて対処法も合わせてご覧ください。
- 会社が何度も連絡してくる
- 上司が直接自宅にやってくる
- 給与が支払われない
- 有給が使えない・日数をごまかされる
- 必要書類を送ってこない
- 私物が勝手に処分された
- 退職代行を利用したことを周囲にバラされる
ケース1:会社が何度も連絡してくる
退職代行を利用すると、あなたの携帯などに上司や会社から直接連絡がくることがあります。
ただこの電話の全てが嫌がらせというわけではありません。
中には、業者から連絡を受けた会社側は事実確認のために連絡してくるケースもあります。
ここでなかなか連絡がつかない状態だと、両親などの身元保証人に連絡がいく可能性もあるので注意が必要です。
『なかなか連絡がつかない状態だと、両親などの身元保証人に連絡がいく可能性がある点には注意が必要です。』
このケースの対処法
- 代行業者からあらかじめ会社側に「本人に連絡しないように」と伝えてもらう。
- 弁護士の退職代行であれば信頼性が高く、会社からの本人確認の可能性が低くなる。
ケース2:上司が直接自宅にやってくる
上司や同僚が自宅までやってくるケースがあります。
この行動の意味としては、「嫌がらせ」というよりは「引き止め」にきている可能性が高いです。
ただ電話などと違い、実際に家の前まで会社の人間がやってきているので相当な恐怖を感じるはずです。
このケースの対処法
- 自分では対応せず、まずは代行業者に連絡し会社に止めてもらうよう伝える。
- どうしても酷い場合には警察を呼んで対応してもらう。
オススメの記事
>>退職代行を使うと上司が家に来るのはホント!?可能性はゼロじゃない!
ケース3:給与が支払われない
「退職代行を使って辞めたから」という理由から、最後の月の給料が入っていないこともあるようです。
退職方法はどうであれ、実際に働いた分の給与が支払われないならそれは労働基準法違反になる可能性が高いです。
このケースの対処法
- 代行業者を通じて請求してもらう(弁護士・労働組合の業者のみ対応可能)。
- 労働基準監督署に相談する。
ケース4:有給が使えない・日数をごまかされる
有給取得の拒否や日数のごまかされるような嫌がらせにあうこともあります。
退職代行で即日退職したい場合、有給を使って辞めることも多いため取得できるかどうかは重要です。
『有給を取ることも労働者の権利なので、しっかりとした対応が必要です。』
このケースの対処法
- 業者に任せ、取れるようにしてもらう(弁護士・労働組合の業者なら対応可能)
- 事前に「何日休めるか?」計算しておく(業者でも確認可能)
- 労働基準監督署に相談する
オススメの記事
>>退職時に有給消化させてくれない!その対処法とトラブル回避法を解説!
ケース5:必要書類を送ってこない
退職後や転職時に必要となる書類を送ってこないパターンもあります。
主なものだと【源泉徴収票、離職票、雇用保険被保険者証】がそれにあたります。
書類の使い道や会社の発行義務についてまとめたのが次の表です。
書類の種類 | 用途 | 会社への発行義務 |
源泉徴収票 | 年末調整や確定申告に必要 | 義務がある |
離職票 | 失業給付金の申請、保険や年金の加入に必要 | 労働者から申請があれば |
雇用保険被保険者証 | 転職先に提出 | 発行義務はない |
このケースの対処法
- 代行業者を通じて会社側に催促する。
- または源泉徴収票は税務署。
離職票・雇用保険被保険者証はハローワークに相談する。
ケース6:私物が勝手に処分される
「社内のデスクやロッカーに置いてあった私物が勝手に捨てられいた」というケースもあるようです。
会社にある私物の所有者はあなた自身なので、会社側が許可なく処分する権利はありません。
とはいえ、すでに捨てられてしまったらもうどうすることもできません。
このケースの対処法
- 退職代行を通して会社側に事前に「私物は着払いで送ってください」と伝えてもらう。
- 代行依頼する前に必要な私物はなるべく持ち帰っておく。
オススメの記事
>>退職代行を使う時、私物などの荷物はどうする?見落としやすい注意点を解説!
ケース7:退職代行を利用したことを周囲にバラされる
執念深い上司に当たってしまった場合、同僚などにあなたが退職代行を使ったことをバラされてしまうことがあります。
これについては社内で噂になってしまうのは、仕方がないことかもしれません。
ただし、問題になってくるのは転職先に知られることです。
このケースの対処法
- 社内の噂については気にしないようにする。
- 個人情報の問題から最近では前職調査を行わない企業も多いので、そこでバレる可能性は低いです。
自分から周りに話したり、SNSなどに投稿したりするのは避ける。
オススメの記事
>>転職活動がバレる理由7選!対策をしてできるだけバレないように!
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退職代行を使った際の嫌がらせに合わないために!4つの対策
退職代行を使った場合の嫌がらせを100%防ぐのは難しいかもしれません。
ですがその”可能性を限りなく0%に近づける”ことはできるはずです。
ここでは嫌がらせを受けないための対策を4つお話していきます。
- 退職代行へ依頼するなら即日退職できるようにする
- きちんとした代行業者を選ぶ
- 上司や会社から連絡があっても業者に任せる
- 転職先は教えない
依頼するなら即日退職できるようにする
出社せずに即日退職ができるのは退職代行を利用する最大のメリットです。
上司や同僚と会わなければ、暴言を吐かれるなどの直接的な嫌がらせのリスクを減らすことができます。
仮に代行業者を通じて「引き継ぎのために出社が必要」と言われたとしても、引き継ぎ資料やファイルを作り後から送る方法もあります。
その場合には代行業者と相談し、今後の対応を決めていくと良いでしょう。
きちんとした代行業者を選ぶ
「業者から勤務先への連絡がちゃんとしていなかった」
こうしたことでも嫌がらせなどのトラブルにあってしまうケースもあります。
『実績や知名度のあるきちんとした代行業者を選べば、トラブルにあうことを限りなくゼロにできます。』
上司や会社から連絡があっても業者に任せる
引き止めや本人確認など、会社や上司からあなたへ電話がくることもあります。
こういった時は基本的には、自分で対応せず代行業者に「連絡がありました」と伝えてあとは任せるようにしましょう。
通常ならその後、業者から会社側に「これ以上電話をしないでください」などの連絡をしてもらえます。
また上司が家にやってきたしまった際も同じように、業者に連絡して、その後のことは任せる方が良いでしょう。
転職先などこれからのことは教えない
退職時には転職先などの情報は隠しておいた方が良いでしょう。
執念深い上司や会社がそういった情報を知っていたら、あなたの転職先に悪い情報を流される可能性もゼロではありません。
せっかく最悪な職場を脱出したのに転職先でまたつまづいしまったら、さらに辛い時期を過ごすことになります。
そのため、退職代行の利用を考えている場合は、直接の会話はもちろん、SNS上であっても転職先などについての情報はバレないようにしましょう。
嫌がらせを受けそうな場合には弁護士の退職代行へ!
- 会社も上司もそんなに暇じゃない
- 嫌がらせをしても社員は辞める
- 上司の評価が下がる
- 会社のイメージダウンにもつながる
こうした理由から退職代行を利用しても嫌がらせを受ける可能性はかなり低いです。
しかし実際に嫌がらせを受けてしまったケースもあり、「業者に即日退職できるようにしてもらう」「転職先のことは教えない」などの対策をとっておくことも大切になってきます。
その中でも特に重要なのが『しっかりとした業者に依頼する』ということです!
「会社や上司から嫌がらせを受けそう」
「以前に被害にあった社員が居た」
などのトラブルが予想できる場合には弁護士の代行サービスを依頼するのがベストです。
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