この記事がオススメな人
- 「社内のおとなしい人がいきなり辞めていった・・・」
- 「なんであの大人しい人が辞めたの?」
- 「もしかして自分も辞めた方が良い?」
同僚の突然の退職報告は驚いてしまうものです。
特に、普段は会社や仕事への不満を一切言わない”おとなしい人”が突然辞めると、
「えっ!あの人がっ!なんで!?」
といった衝撃で社内の雰囲気が大きく変わることもあります。
しかし、その「おとなしい」とされる人からすれば、その退職は突然ではないケースがほとんどです。
さらにそうしたおとなしい人は、社内で重要な役割を担っていることも多く、居なくなる影響は意外と広い範囲まで及ぼすことも少なくありません。
今回はおとなしい人が突然会社を辞めることについて、次の内容をお話していきます。
この記事でわかること
- おとなしい人が突然辞める理由
- おとなしい人ほど辞めた方が良い訳
- 「辞めたい」と感じた時に取れる選択肢
- 突然辞めないためにできる対処法
- おとなしい人が突然辞める時のサイン
目次
「おとなしい人が突然辞めた!」5つの理由
「あのおとなしい人が突然退職した・・・」
まずこう思っているのは周囲の人だけで、本人からすれば”突然辞めたわけではありません”。
なぜならその『おとなしい』とされる人達には退職するしっかりとした理由があり、よく考えた末の行動だからです。
その理由としてあげられるのが次の5つです。
- 元から退職を考えていた
- 過酷な状況に追い込まれていた
- 相談・愚痴を話す相手がいなかった
- 「退職したい」と言い出せなかった
- 良い転職先が見つかった
元から退職を考えていた
周りが知らなかっただけで、おとなしい人は前々から退職したいと考えていたケースも多いです。
というのも、おとなしいとされる人は自分の気持ちを表に出して相手に伝えることが苦手です。
「給料や仕事の不満」「社内の人間関係の愚痴」などを思っていても、基本的に周りにはそれを伝えません。
ですので周囲がそのことを知る時には、会社を辞めるなどの具体的な行動に出た後になります。
過酷な状況に追い込まれていた
おとなしい方は、その性格から職場内で過酷な状況に置かれていることもめずらしくありません。
例えば
- 真面目に仕事をしていても評価されていない
- 頼みを断らないので仕事を押し付けられる
- 他の同僚より仕事量が多く、残業ばかり
その人が仮に我慢強い性格だったとしても、こんな状況が続いていれば仕事を続けていくのは難しいです。
そのため突然の退職は、「その方に我慢の限界が来た証拠」とも言えるでしょう。
相談・愚痴を話す相手がいなかった
おとなしい人の中には「飲み会に参加するのが苦手」「人に嫌われたくない」と感じている方も大勢います。
そうなると職場の愚痴話をしたり、悩みを相談できる相手を社内で探すのは厳しくなります。
社内に親しい人が居なければ、退職するサインをわかるわけがありません。
「退職したい」と言い出せなかった
「人の気持ちを考えすぎてしまう」「傷つきやすい」など、おとなしい人には繊細な性格の持ち主も多いです。
- 上司になかなか相談できなかった
- パワハラやセクハラに悩んでいた
- 自分が辞めた後の影響を考えて言い出せなかった
以前からこうしたことで悩み、退職を言えない方にとっては『突然の退職を選ぶしかなかった』ケースも少なくないはずです。
良い転職先が見つかった
どこかで辞められるタイミングを探していることも多いおとなしい人たち。
その中でも優秀な人は他社での評価も高くなり、より自分を評価してもらえる環境があれば辞めていきます。
もちろん社内に悩みを相談できる上司や同僚もいないため、周りからすれば「いきなり辞めるの?」と感じられてしまいます。
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「おとなしい人ほど突然辞め方が良い」3つの訳
”会社を突然辞める”
実は、これはおとなしい人にとってぴったりな退職方法でもあるんです!
その理由としてあげられるが次3つです。
- 退職するのはその人の自由
- 周囲のことを考えていたら一生辞められなくなる
- 病気や体を壊してからでは遅い
退職する時期はその人の自由
突然辞めることは決して悪いことではありません。
おとなしい人は、色々考えすぎて『突然退職することは悪いこと』と感じてしまうかもしれません。
確かにバックレのような、いきなり飛んでしまう行動はダメな行為です。
しかし労働者には退職する自由・権利があります。
『正社員であれば法律上は2週間で辞められますし、「会社の合意がある」「退職代行を使う」であれば即日退職も可能です!』
周囲のことを考えていたら一生辞められなくなる
おとなしい方の中には上司や同僚の顔色、職場の空気などを敏感に感じ取れる人もいます。
そうなると「同僚に迷惑がかかるから、、、」という罪悪感からなかなか退職できない方もいるでしょう。
ですが、今は転職することが当たり前の時代になっています。
周りにばかり合わせていたら、あなたの人生での大切なタイミングを逃すことにもなってしまいます。
『「辞めたいけど迷惑はかけられない」と感じている方は、まずは自分のことを第一に考えて動き出しましょう。』
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病気や体を壊してからでは遅い
仕事が原因で体調を崩している(崩しそうになっている)なら、すぐにでも退職すべきです。
真面目でおとなしい人は仕事で辛い状況になっても「今はまだ大丈夫」「まだ休めない」など、ついつい自分を追い込んで無理をしてしまいます。
万が一その無理が原因でうつ病などのを発症させてしまえば、将来を棒に振ってしまう可能性も高いです。
そうなってしまうよりは突然の退職になったとしても、今いる状況を脱出する方があなたのためになるはずです。
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おとなしい人が「辞めたい」と感じ時に取れる2つの辞め方
おとなしい人は社内での人間関係にも苦労が絶えません。
そのため、辞めたいけど上司に伝えられない悩みを抱えている方も多いです。
その場合には次の2つのどちらかの辞め方を選ぶと良いでしょう。
- 円満退職するなら自力で頑張る
- 退職代行を利用する
円満退職するなら自力で頑張る
突然の退職報告でも、なるべく円満に辞めたい方は通常の退職方法をオススメします。
一方でおとなしい性格の方は、上司から「こいつは少し強く言えば従うだろう」と思われ、「辞めれば訴える」などの強引な引き止めにあうことも予想できます。
退職自体を拒否されるような状況であれば、最終的には退職代行のようなプロに任せるのがベストです。
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退職代行を利用して辞める
おとなしい方が1番簡単に退職する方法は、退職代行サービスに依頼することです。
このサービスは、退職する意思を専門の代行業者から代わりに伝えてもらうものです。
最短なら即日退職も可能で、帰宅後に依頼しても翌朝には退職連絡が完了するケースもあります。
また一度依頼すれば出社することもなく基本的に上司とも顔を合わせないため、気まずい思いはしなくてすむのもメリットです。
退職届や返却物については郵送で対応できます。
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突然辞めるのは避けたい!おとなしい人ができる5つの対処法
「周りに迷惑をかけたくない」などの理由から、いきなり辞めるのは避けたい方もいるのではないでしょうか。
そうした方は次のような対処法を試してみることをオススメします。
- NOと言える勇気を持つ
- 上司に相談する
- 気軽に話せる同僚を探す
- メンタル的に追い詰められている時は無理はしない
- 趣味などリフレッシュできる時間を作る
NOと言える勇気を持つ
人の頼みを断れないおとなしい人は、他の同僚より仕事を抱えがちになる傾向があります。
その影響で体調を崩してしまうケースもあるため、限界がくる前に断る勇気を持つと良いでしょう。
上司に相談する
「何か困っていること」「心配なこと」があれば上司に相談するのも一つ手です。
部下の不安を解決することも上司の大切な仕事の一つです。
ですのであまり気負い過ぎず、上司を頼ってしまう方があなた的にも楽になります。
部下から頼られて嬉しくない上司なんていません。
気軽に話せる同僚を探す
社内にいてストレスが溜まる状況は良くありません。
そのため、何気ない会話ができそうな気の合う同僚を見つけ、愚痴話をするのも良いかもしれません。
ただおとなしい人はなかなか他人とコミュニケーションを取るのが苦手です。
いきなり難しい話はせず、「おはよう」「〇〇をしてくれてありがとう」など簡単な会話からスタートしてみましょう。
メンタル的に追い詰められている時は無理はしない
激務からメンタル的に限界がきているようなら、休暇を取ることを考えましょう。
先ほどもお話したとおり、おとなしい人は真面目なゆえについつい自分を追い込みすぎてしまいます。
そのまま無理をしてうつ病などになれば、今後の影響も心配です。
それを防ぐには無理はやめ、しっかりと休みましょう。
趣味などリフレッシュできる時間を作る
休日は旅行やスポーツなど、リラックスできる時間を作るのも大切です。
こうした時間を充実させることで、体も心もリフレッシュして新鮮な気持ちで仕事に向かうことが可能になります。
「趣味」というとしっかりとしたものをイメージされるかもしれませんが、読書やウォーキングなど簡単にできることで問題ありません。
お子さんがいる方であれば「子供と何かをする」という時間でも十分でしょう。
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おとなしい人が突然辞める時の6つのサイン
あまり周りに意思表示をしないおとなしい人。
ですがそうしたおとなしい人が辞める前にはサインを出していることも多いです。
そのサインが次の6つです。
- 休みや早退が増える
- 残業時間が減ってきた
- 笑顔が増えるor減る
- マニュアル作成を始める
- 飲み会に参加しなくなった
- デスクの整理を始め出した
休みや早退が増える
周りに気を使いすぎるおとなしい人であっても、転職の進め方は他と変わりません。
そのため、転職活動をスタートさせれば有給を使った休みや早退などが増えていきます。
ただおとなしい人の中には、日頃から自分を追い込み過ぎてしまう人も多いです。
ですのでその休みが単なる病欠の可能性もある点は覚えておきましょう。
残業時間が減ってきた
転職活動を始めたくても有給を取れば周りに知られてしまう。
こう考える人の場合、残業時間を削って転職に力を注ぐケースもあります。
転職を考える時期になると、今の会社には見切りをつけていることもあり、必要以上に仕事を抱え込まなくなります。
そうなれば普段は残業していた時間も空くため、「転職活動に使うにはちょうど良い」と感じるはずです。
笑顔が増えるor減る
転職活動をしているとそれが顔の表情となって出ることも多いです。
例えば
【笑顔が増える】→今の会社に見切りをつけたことで肩の荷が降りた。
【笑顔が減る】→通常の仕事+転職活動でパンクしそうになっている。
などの予想が立てられます。
おとなしい人の表情に極端に変化があった時は、「転職活動をしているかも」と考えても良いかもしれません。
マニュアル作成を始める
おとなしい人の中には冷静に物事を判断し、予定を立てて仕事をしていく人も大勢います。
そのため、いつでも自分が仕事を辞められるように引き継ぎ資料を作り始めることもあるでしょう。
飲み会に参加しなくなった
おとなしい人は会社の飲み会や行事への参加が苦手な人も多いです。
なので辞める決心がついたらそういった集まりへは参加しなくなります。
もちろんこれは「単純に気を使うのを止めた」という理由もありますが、「転職活動をするために早めに帰宅したい」と考えていることも少なくありません。
デスクやロッカーの整理を始め出した
山のように積んであった書類が減ったり、私物の整理を始める同僚がいれば、それは退職前のサインかもしれません。
退職時の荷物の整理はかなり時間を使う作業です。
そのため、転職を考えている人は前もって処分したり家に持ち帰る方もいます。
単なる気分転換で整理を始めている可能性もゼロではありませんが、同僚の行動には注意しましょう。
おとなしい人ほど退職を我慢しないで!
おとなしい人が突然退職する理由は次のとおりです。
- 元から退職を考えていた
- 過酷な状況に追い込まれていた
- 相談・愚痴を話す相手がいなかった
- 「退職したい」と言い出せなかった
- 良い転職先が見つかった
このようにおとなしい人の退職は「突然の出来事ではなく」「周りがそれを知らなかっただけ」というケースも多いです。
「上司に直接伝えられない」「同僚に迷惑がかかる」などの理由からなかなか辞めることができないのもおとなしい人の特徴と言えます。
しかし周りのことばかりを考えていたら退職することは永久にできません。
円満退職する場合には通常通りご自身から伝えることがベストです。
ですが、それが難しいのであれば退職代行サービスに依頼して会社を辞める道を進んでみてはいかがでしょうか。