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派遣社員でも退職代行で辞められる!ただし退職する際には注意が必要!

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この記事がオススメな人

  • 「派遣社員だけど退職代行を使いたい」
  • 「契約中だと辞められないのは本当?」
  • 「派遣社員にオススメのサービスが知りたい」


派遣先や派遣会社への不満やトラブルが原因で、”退職したい”と悩んでいる方もたくさんいるでしょう。

さらにその中には、最近利用者の増えている退職代行サービスを使いたいと思っている方もいるかもしれません。

ただ派遣の場合、正社員とは雇用形態が違うこともあり「サービスが使えるの?」「まだ契約期間中だけど辞められるの?」といった不安も出てきます。

まずこの答えとしては、派遣社員の方であっても退職代行を使って辞めることは可能です!

 

この記事では派遣社員の退職代行の利用について、次のポイントを解説していきます。

この記事でわかること

  • 派遣社員が退職代行で辞められる理由
  • 業者に依頼する際の注意点
  • 派遣社員の方にオススメの代行業者
  • 派遣社員の方が退職代行を使う際によくある疑問

派遣社員でも退職代行で辞められる!

派遣社員でも退職代行を利用できることを説明
派遣社員であっても退職代行を使って辞められます。

ただ契約条件によっては、”簡単には辞められないケース”も存在します。

 

派遣社員の契約には「登録型派遣」「無期雇用派遣」の2つがあります。

契約形態登録型派遣無期雇用派遣
派遣社員派遣会社に登録し、派遣先を紹介してもらう派遣会社に社員として入社する
派遣会社契約期間のみ社員として雇用される選考を受け、社員として雇用される
契約期間(派遣会社との)契約期間に定めがある契約期間に定めがない

 

「無期雇用派遣」は、一般的な正社員とほぼ同じ条件なので、法律上「退職の意思を伝えれば、2週間後には辞められる」と決められています。

ですので、退職代行でも辞めることができます。

一方で「登録型派遣」は、半年や1年など契約期間が決まっている”有期雇用の契約”なので、基本的には期間中に辞めることはできません(一部の理由は除く)。

 

派遣社員でも退職代行で辞められる3つのケース

派遣社員が退職代行で会社を辞められるケースを紹介
登録型派遣の場合でも退職代行で辞める方法はあります。

それが次の3つのケースです。

  1. 会社の合意がある
  2. 特別な理由がある
  3. 勤務から1年以上が経っている

 

会社の合意がある

契約終了までかなりの日数が残っていても、派遣会社側が承諾してくれればすぐにでも退職が可能です。

派遣会社も、派遣先との良好な関係を続ける必要があります。

ところが「労働者が働く状態じゃない」、「働きたくない」といった状況だと、派遣会社側の信用問題にもつながります。

ですので派遣会社によっては、退職をすんなりと許可してくれることもめずらしくありません。

 

特別な理由がある

派遣社員は契約期間中の退職は基本的に難しいです。

しかし、民法第628条には「労働者に特別な事情がある場合には退職が認められる」ことが定められています。

例えば次のような状況の時です。

  • 本人が病気や怪我をしてしまった
  • 親や家族など身内の介護をすることになった
  • 職場でパワハラやセクハラを受けている
  • 賃金の未払い状態が続いている  など

だた、民法の中にはやむを得ない理由の具体例までは示されてはいません。

 

『自分1人で行うより、経験豊富な代行業者に任せる方がトラブルになる可能性も低くなります。』

 

勤務から1年以上が経っている

契約期間1年以上の派遣社員の方は、勤務開始から1年経てばいつでも退職できます。

これは労働基準法の第137条で定められていることです。

 

『この場合は自力でも退職可能ですが、代行業者の方がよりスムーズに辞めることができます。』

 

オススメの退職代行サービス

 

派遣社員が退職代行を利用する上での4つの注意点

派遣社員が退職代行を使う場合の注意点を解説
派遣社員の方が退職代行を利用する際の注意点は、次の4つです。

  1. 代行業者の対応条件を確認する
  2. 有給も使えるように依頼する
  3. 同じ派遣会社は使えなくなる
  4. 派遣社員でもバックレは避ける

 

代行業者の対応条件を確認する

派遣社員の方が退職代行を依頼する場合には、弁護士か労働組合のサービスを利用しましょう。

退職代行業者は民間・労働組合・弁護士のどれかが運営を行っていることがほとんどです。

ところが派遣社員の退職の場合、民間では対応できないケースも多いです。

 

『民間業者を選んでしまうと「派遣会社が渋った際に交渉ができる退職に失敗してしまう」こともあるので注意が必要です。』

 

有給も使えるように依頼する

退職の際に有給を使うタイミングが難しいのは派遣社員であっても同じです。

ですが退職代行なら業者がしっかりと交渉を行ってくれるので、有給を使って退職することも可能になります。

 

『有給を使いたい場合も会社との交渉が必要になるため、弁護士か労働組合の退職代行を利用しましょう!』

 

同じ派遣会社は使えなくなる

例え派遣先に問題があったとしても、退職代行を使った場合の連絡は派遣会社に入ります。

そのため、「次の仕事を探そうと思ってもその派遣会社は使えない」と考えた方が良いでしょう。

ですので、辞めたい原因が派遣先にある場合には、退職代行へ依頼する前に派遣会社に相談してみるのをオススメします。

 

派遣社員でもバックレは避ける

「退職代行はお金がかかるから」
「派遣ぐらいなら大丈夫でだろう」

こうした理由でもバックレは絶対にやめましょう。

無断で欠勤・退職をしてしまうと社会人としての常識を疑われるだけでなく、次のようなリスクもあります。

  • 職場からの電話が何日も続く
  • 家に上司や同僚が訪ねてくる
  • 懲戒解雇される可能性がある
  • 離職票が発行されない
  • 社会保険の手続きができない
  • 懲戒解雇で転職も不利になる

特に離職票や社会保険の手続きに関しては、後からもう一度会社側に連絡しなければならないこともあります。

バックレで辞めるくらいなら、数万円の費用を払ってでも退職代行の利用をオススメします。

 

オススメの記事
>>バックレは絶対ダメ!高リスクすぎるので退職代行で辞めた方が安心安全!

 

派遣社員の方におすすめの退職代行サービス

退職代行SARABA(さらば)

退職代行SARABAのサービスの特徴を紹介している画像

労働組合が運営しているのが退職代行SARABA。

リーズナブルな料金と返信の速さが好評で、未払い賃金や有給取得の交渉など幅広い業務にも対応できるのが特徴です。

これまで15,000件(2021年3月現在)の退職に立ち会ってきた経験と実績があるサービスとなっています。

 

サービス名退職代行SARABA(サラバ)
料金24,000円(税込)
追加料金なし
連絡手段LINE/メール
返金保証あり
即日対応可能

 

\まずはLINEで無料相談へ/

 

【サービス紹介記事】
>>退職代行SARABAの評判は?利用者の口コミやサービスの特徴を紹介!

 

退職代行Jobs

退職代行Jobsのサービスの特徴を解説している

民間業者が運営するのが退職代行Jobs。

弁護士監修の代行サービスとしてスタートしましたが、労働組合との提携を発表したことで会社との交渉も行えるようになりました。

無料カウンセリングや転職支援、退職届や引き継ぎ書のテンプレートプレゼントといったサポート体制も評判がいいサービスです。

 

サービス名退職代行Jobs
相談料無料(回数制限なし)
料金27,000円(税込)
退職代行+労働組合加入29,000円(会社との交渉が必要な場合)
連絡手段LINE/メール/電話
段返金保証あり
即日対応可能

 

\まずはLINE・メールで無料相談へ/

 

【サービス紹介記事】
>>退職代行Jobsの退職代行サービスの評判は?特徴と利用者の口コミを紹介!

 

弁護士法人みやび

弁護士法人みやびの退職代行サービスを紹介した画像

 

弁護士法人が運営する退職代行サービス。

民間や労働組合と比べると若干料金はかかりますが、経験と実績が豊富な弁護士に業務を任せられる安心感が得られます。

法律問題にも対応できるので、セクハラやパワハラに悩む方にもオススメなサービスです。

 

サービス名弁護士法人みやび
相談料無料
料金55,000円(税込)+実費
追加費用回収額の20%(金銭請求の場合のみ)
連絡手段LINE/メール/電話
即日対応可能

 

\まずはLINEで無料相談へ/

 

【サービス紹介記事】
>>弁護士法人みやびの退職代行の評判は?サービスの特徴や口コミをご紹介!

 

派遣社員が退職代行を使う際によくある疑問

派遣社員が退職代行を利用する際によく感じる疑問を解説した画像
最後に派遣社員の方が退職代行を利用する際に感じる疑問についてお話していきます。

即日に辞められるか?

A.辞められる可能性が高い。

正社員と違い派遣社員の場合には契約期間が決まっているため、基本的には即日退職はできません。

ただこれは自力での退職の話です。

わざわざ代行業者まで使って退職する意思を見せてくる派遣社員に勤務を続けさせる会社はないでしょう。

派遣会社から訴えられない?

A.訴えられる可能性は低い。

「100%訴えられない」とは言えませんが、1人の派遣社員のために訴訟まで起こそうとする会社はないでしょう。

ただ減給や最後の月の給料を支払われないといった処分になる可能性はあります。

 

派遣会社から連絡はこない?

A.可能性としてはありえます。

この場合、代行業者を通うじて「依頼人に連絡することはやめてください」というお願いもできるので、実際に連絡される可能性は低いでしょう。

万が一連絡が来てしまったら、代行業者にそのことを知らせどう対応すればよいかを聞きましょう。

 

同じ派遣会社は使えない?

A.使えない。

契約中に辞める人材に次の仕事を紹介してくれる派遣会社はないでしょう。

例え辞める理由がパワハラやセクハラなどの特別なものであっても、退職代行を利用して辞める場合は他の派遣会社を利用することをオススメします。

 

派遣社員でも退職代行は使える

有期雇用である派遣社員の方でも、退職代行を利用して会社を辞めることができます。

ですが「登録型派遣」と「無期雇用派遣」や契約条件の違いなどから、退職するには派遣会社との交渉が必要になる場合もあります。

そのため民間ではなく、労働組合や弁護士が運営する退職代行を利用するのがおすすめです。

また派遣社員の方もバックレはリスクの高い行動なので、例え費用がかかってしまっても退職のプロに依頼するのがベストでしょう!

 

 

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