この記事がオススメな人
- 「うつ病ってどんな症状?」
- 「うつになったから会社を辞めたい」
- 「うつ病でも退職代行を使えるの?」
”心のかぜ”とも呼ばれるうつ病は、「日本人100人のうち約6人が経験する」とも言われています。
職場内のパワハラやいじめ、厳しい労働環境が原因となってうつ病を発症してしまうケースもめずらしくありません。
症状が軽い場合には数ヶ月間ほどの休職である程度良くなる方もいますが、症状が重いようなら退職してしっかりと休養を取ることも大切です。
そうしたケースでは「退職代行サービスを利用して会社を辞める」という選択肢もオススメです。
この記事では、うつ病の人の退職代行の利用について次のポイントを解説していきます。
この記事でわかること
- うつ病の症状やチェック診断
- うつっぽいと感じた時の対処法
- 退職代行を使った方が良い人の特徴
- うつの人が退職代行を使うメリット
- 代行業者を選ぶ上でのポイント
- オススメの退職代行業者
目次
「うつ病」ってどんなもの?
うつ病の症状と原因
日本では100人に約6人がかかるとされているうつ病。
抑うつや躁うつなど「うつ病」といっても、さまざまな状態が存在します。
症状についても気分の落ち込みや不安・イライラ感、仕事でのミスが増えるなどの【精神症状】。
食欲不振、頭痛、睡眠障害などの【身体症状】と人によってもかなり違いがあります。
発症する原因についてはまだ分かっていない部分もありますが、仕事がもとでうつ病を発症するケースでは次のような状況のことが多いです。
- パワハラやセクハラなどのハラスメント
- 仕事中のストレス
- 厳しいノルマ
- 過剰な労働時間
「もしかしてうつ病?」と感じた方のチェック診断
うつ病は自覚症状がほとんどない方も多い病気です。
しかし早期発見が重要なため、少しでも「うつかな?」と感じたら早めに対策を取る必要があります。
そのため実際にうつ診断の基準で使用されている『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』をもとにチェック表をご紹介していきます。
1. | ずっと気分が落ち込んでいる。 | |
2. | ずっと何に対しても興味や喜びを感じない。 | |
3. | 食欲が低下していたり、体重の増減が著しい。 | |
4. | 眠れない、眠りすぎている。 | |
5. | 話し方や動作が鈍くなったり、イライラや落ち着きがなくなっている。 | |
6. | 疲れやすい、やる気が出ない。 | |
7. | 自分に価値がないと感じたり、自分を責めるような気持ちになっている。 | |
8. | 集中力が低下したり、考えがまとまらず、決断ができない。 | |
9. | 自分の体を傷つけたり、死を考える、またそういった計画を立てている。 |
(すまいるナビゲーターから引用)
1.または2.を含む5つ以上の症状が2週間以上続いていると、うつ病と診断される可能性があります。
「うつ病かも?」と感じた時の3つの対処法
先ほどもお話したとおり”うつ病の治療は早ければ早いほど良い”とされています。
そのため「やる気が出ない」「落ち込んでいる」「常にイライラする」などの自覚症状があれば、何らかの対処をしないと仕事だけでなく日常生活にも影響が出てしまいます。
その対処法としては次の3つがあります。
- まずは病院へ行く
- 休職する
- 症状によっては退職する
まずは病院へ行く
「上のチェックシートに当てはまった」
「うつ病かもしれない感じた」
こういった方はまずは一度病院へ行くことをオススメします。
その際、精神科や心療内科、メンタルクリニックといった施設の違いに戸惑うかもしれません。
ですがこれらに大きな違いはなく、ベッド数や入院ができるかの可否などの違いだけと考えても大丈夫です。
「初めて行くから病院の精神科は怖い。メンタルクリニックの方が行きやすいかな?」のような考え方も良いかもしれません。
ただ最近はこうしたメンタルクリックもかなり存在しているので、
- 受診したことがある知人に聞く
- ネット上での評判をチェックする
こういったことは忘れないでください!
休職する
「診察を受けて幸い症状が軽かった」
「まだ仕事は辞めたくない」
この場合は休職する方法もあります。
ある程度の期間、仕事から離れて治療に専念すればかなり状態が良くなるケースは多いです。
『会社に休職制度があるなら診断書を書いてもらい上司や人事などに相談しましょう。』
症状によっては退職する
「医師から退職を勧められた」
「会社に戻るより一旦退職したい」
といった方の場合には、一度退職してしっかりと治してから次の道を歩んでいく選択肢もあります。
うつの原因が会社にあるなら、休職して復帰しても同じ繰り返しなってしまう可能性が高いです。
その点、退職を選ぶならそういった不安から離れて「体調を良くする」ことに集中できます。
その際に引き止めを回避するためにも、医師からの診断書があるとスムーズに進みます。
もし「症状がひどく上司に会えない」「退職を拒否された」という状況になったら、退職代行サービスを使うことであなたの負担は大きく減るでしょう。
オススメの転職エージェント
- 『日本トップクラスの転職実績!』>>リクルートエージェントに登録する
- 『安心のサポート体制が整うエージェントなら』>>
マイナビエージェントに登録する
うつ病の人が退職代行を利用する4つのメリット
「辞めたい」と言えない・言い出しづらい環境から脱出できるため、退職代行を使う方は増えています。
特にうつ病で悩む人にとって多くのメリットがあります。
その中で代表的なのが次の4つです。
- 精神的にかなり楽になる
- 即日退職ができる
- 未払い賃金の請求なども依頼できる
- 引き止められる可能性も低くなる
精神的にかなり楽になる
退職代行を利用する最大のメリットはあなたの精神的な負担を限りなく少なくできる点です。
というのも退職代行なら「出社しない」「上司と顔を合わさなくていい」ことが可能になります。
一般的な退職では、引き継ぎや挨拶回りなどで周囲の人たちに気を使う機会も多く、健康な人でもかなり疲れるものです。
これを体調を崩しているうつの方が実行するのは難易度が高すぎます。
『退職代行なら一度依頼さえしてしまえば、会社とやり取りをすることは基本的にありません。』
即日退職ができる
退職代行に任せれば即日退職することも可能です。
一般的に代行業者が使える即日退職の方法は次の2パターンです。
- 民法の「辞める意思を伝えれば2週間後に辞められる」を使った方法
- 会社側と交渉して合意が得られればその日に辞められる
うつ病などの特別な理由があるケースでは、会社も状況を理解し、基本的には即日退職に合意してもらえるはずです。
未払い賃金の請求も依頼できる
「ブラック企業で残業代などの未払い賃金がある、、、」
こういった方でも退職代行ならあなたに変わって会社に請求してくれます。
うつ病で仕事ができない状態の時に会社の人間と交渉するのは、さらに体調を悪化させてしまう恐れがあります。
請求を依頼する際には働いた証拠(タイムカードや給与明細など)を揃える必要はありますが、業者に任せればあなたはお体の回復に専念できます。
オススメの記事
>>退職代行でも未払い賃金を取り戻せる?注意点を守れば取り返せる!
引き止められる可能性も低くなる
うつ病で退職する方の場合、基本的には引き止めを心配する必要はありません。
一方で人手不足の職場や労働者を駒としてしか見ていない会社では、辞めたくても「後任を選んでからにしてくれ」「辞めたら訴える」といった引き止めや脅しにあう可能性もゼロではありません。
あなたが健康な状態ならしっかりと対応できるかもしれませんが、メンタル面で弱っている時には難しいでしょう。
その際に第三者である代行業者の連絡となれば、会社も引き止めが無駄だと感じスムーズに辞められるはずです。
オススメの退職代行サービス
- 『経験と実績のある弁護士が実行する』
【弁護士法人みやび】>>みやびに無料相談する
- 『15,000人以上の退職に関わってきた』
【退職代行SARABA】>>SARABAに無料相談する - 『業界最安値に挑戦中の労働組合が運営する』
【退職代行ネルサポ】>>ネルサポに無料相談する
うつ病で辞める際に退職代行を使った方が良い人の4つの特徴
医師からうつ病と診断された場合、「勤務時間を少なくして働く」「一度休職して回復させる」といった方法が取られます。
しかし症状が重い方は「しっかりと休養を取るために退職する」方法も有効です。
そこで、うつ病で会社を辞める際に退職代行を利用したほうが良い人の特徴をご紹介します。
それが次の4つの状態の方です。
- 出社できる状態じゃない人
- 退職を直接会って伝えられない状態の人
- スムーズに辞められなさそうな人
- 番外編:軽いうつ病と診断されても要注意
出社できる状態じゃない人
「会社まで行けない」方は、代行業者に任せるのがベストです。
医師からうつ病の診断を受けると、まずは現状を説明するために上司や会社の人間と面談することになります。
しかし「出社しようとすると体が動かなくなる」「不安から動悸が止まらない」など、症状が酷い時には外出できない方も多いです。
体から拒否反応が出ている状態で無理をするのはかなり危険です。
退職したいと考えているのであれば、無理はせずに代行業者に依頼し出社しない環境を作るのがベストでしょう。
『退職を考えているのであれば、決して無理はせず代行業者を利用し「出社しない環境を作る」のがベストです。』
上司に直接会って伝えられない状態の人
退職を1番最初に報告するのは、直属の上司の場合がほとんどです。
ですが、うつ病の原因が上司にある場合には面と向かって話すのはなかなかハードでしょう。
またそういった上司の特徴として強い引き止めをしてくることも予想できます。
スムーズに辞められなさそうな人
会社側の引き止めや退職拒否される可能性があれば、退職代行に依頼した方が良いでしょう。
労働者には退職する権利があるので会社が止めることはできません。
ただ、相手がブラック企業の場合ならそんな常識が通用しないこともあります。
特に『前に退職のことでトラブルになった従業員がいた』という会社に勤めている方は気をつけてください。
『「上司に合わなくて良い」「引き止めを回避できる」のが退職代行を依頼する最大のメリットです。』
番外編:軽いうつ病と診断されても要注意
医師から「軽いうつ病です」といった診断をされた方も意外に注意が必要です。
というのも、症状が軽い方の場合『まだ自分は休職(退職)しなくても大丈夫!』とついつい無理をしてしまうケースがあるからです。
うつ病の症状で判断力が落ちる方も多いです。
そのため症状がひどくなる前に、今後の進路についてを考えておいた方が良いでしょう。
うつ病の人が退職代行サービスを選ぶ上での2つの注意点
うつ病の方が退職代行を使う際、業者選びにも注意を払う必要があります。
具体的には次の2つのポイントです。
- 交渉ができる業者を選ぶ
- 会社を訴える場合なら弁護士に依頼するしかない
交渉ができる業者を選ぶ
退職代行サービスは弁護士、労働組合、民間企業のどこかが運営を行っています。
その中で「有給取得」や「未払い賃金の請求」などを任せたい場合には、会社と交渉ができる労働組合か弁護士に依頼しましょう。
退職の意思を伝えてもらうだけなら、どの業者でも問題ありません。
しかし、会社との交渉を行うためには弁護士資格が必要になるので民間業者では対応できません(労働組合は団体交渉権を使用すれば可能)。
会社を訴えるなら弁護士に依頼するしかない
会社や仕事が原因で「会社に損害賠償請求をしたい」方は弁護士に任せましょう。
損害賠償請求自体はあなた一人でも行えます。
ですが専門知識がないとなかなか難しい作業ですし、ましてうつ病の状態で対応するのはまず不可能です。
せっかく退職代行の利用を考えているなら『退職代行+損害賠償請求』の両方に対応してもらえる弁護士に依頼するのがベストです。
うつ病の方にオススメする退職代行サービス
経験豊富な弁護士が代行する「みやびの退職代行サービス」
運営元 | 弁護士法人 |
相談料 | 無料 |
料金 | 55,000円(税込)+書類郵送料などの実費 |
追加費用 | 回収額の20%(金銭請求がある場合) |
連絡手段 | LINE/メール/電話 |
即日対応 | 可能 |
転職サポート | なし |
\まずはLINEで無料相談へ/
【サービス紹介記事】
>>弁護士法人みやびの退職代行の評判は?サービスの特徴や口コミをご紹介!
15,000件を超える実績を持つ「退職代行SARABA」
運営元 | 労働組合 |
料金 | 24,000円(税込) |
追加料金 | なし |
返金保証 | あり |
連絡手段 | LINE/メール |
即日対応 | 可能 |
転職サポート | あり |
\まずはLINEで無料相談へ/
【サービス紹介記事】
>>退職代行SARABAの評判は?利用者の口コミやサービスの特徴を紹介!
労働組合との提携を発表した「退職代行Jobs」
運営元 | 民間+労働組合 |
料金 | 27,000円(税込) 29,000円(会社との交渉が必要な場合) |
追加料金 | なし |
連絡手段 | LINE/メール/電話 |
返金保証 | あり |
即日対応 | 可能 |
転職サポート | あり |
\まずはLINE・メールで無料相談へ/
【サービス紹介記事】
>>退職代行Jobsの退職代行サービスの評判は?特徴と利用者の口コミを紹介!
うつで会社を辞めるなら退職代行が強い味方に!
「心のかぜ」とも呼ばれるうつ病。
何らかの自覚症状があれば、早いうちに医療機関を受診し、無理をせずに休養を取ることが大切です。
しかし、症状が重い方やうつの原因が職場環境にあるのであれば、退職する方が良いケースも少なくありません。
うつ病の状態での退職は「会社に行けない」「上司に会いたくない」など、あなた一人で立ち向かうのが難しいこともあるでしょう。
そんな時には退職のプロである退職代行サービスを利用するのをオススメします!
うつ病の方が退職代行を利用するメリットは次の4つです。
- 精神的にかなり楽になる
- 即日退職ができる
- 未払い賃金の請求なども依頼できる
- 引き止められる可能性も低くなる