退職の悩み・疑問

同期が辞めた、、、あなたは「退職」or「残る」のどっちを選ぶ?

会社の同期が辞めることについて書いた記事の画像

 

この記事がオススメな人

  • 「同期がいきなり辞めてしまった」
  • 「どんな影響があるんだろう?」
  • 「自分も退職を考えた方が良い?」


 

入社から一緒に働いてきた同期が”突然辞める”ことを知ったら「ショック」「なぜ?」「寂しい」など、あなたの中には様々な感情が渦巻いているでしょう。

しかしそうした感情が少し収まってくると、自分は『残るのか?』『辞めるのか?』という現実的な問題に直面することになります。

 

今回は苦楽を共にしてきた同期の退職について次の内容を解説していきます。

この記事でわかること

  • 同期が辞める理由「新卒・新入社員編」「若手〜中堅編」
  • 同期が辞めた時のあなたへの影響
  • あなたがその際に取れる行動

同期が会社を辞める理由【新卒・新入社員編、若手・中堅編】

会社の同期が辞めた理由についてを紹介
給与をはじめとした会社への不満、健康上の問題など同期の方が辞めていく理由は色々とあるでしょう。

ここでは入社したての【新卒・新入社員編】、数年以上の社歴がある【若手・中堅編】の2つに分けて退職理由をご紹介していきます。

 

新卒・新入社員の同期が辞める理由5選

新卒や新入社員の同期が会社を辞めた理由を解説
新卒や中途といった新入社員の退職理由は主に次の5つです。

  1. 入社前と後のギャップ
  2. 上司や先輩と合わなかった
  3. 自分のレベルに合ってなかった
  4. 離職者が多い会社だった
  5. 第2新卒の強さに気づいた

 

入社前と後のギャップ

新入社員の退職理由で多いのが、入社前と入社後の会社に対するギャップです。

  • 思っていた仕事内容と違う
  • 会社の雰囲気に馴染めない
  • 社内がギクシャクしている など

実際に現場で働いてみないとわからないこともあります。

特に初めて社会人として働く方なら、”理想と現実の差”を知ることでやる気を失ってしまえば退職理由としては十分でしょう。

 

上司や先輩と合わなかった

右も左もわからない新入社員にとって、仕事を教えてくれる上司や先輩の存在はかなり大きいです。

しかし『異常に厳しかったり』『仕事を何も教えてくれない環境』に居ては成長もできず良い関係が作れません。

また社内でのパワーバランス的にパワハラやセクハラをしてくるのは上司や先輩のケースが多いです。

 

自分のレベルに合ってなかった

入社後のギャップに近いですが、自分の実力と周りの社員の実力の差に悩みそれがきっかけで退職する方もいます。

もちろんこれは新入社員と先輩社員の話だけではありません。
一緒に入った同期の中でも飲み込みの早い人と遅い人は存在します。

自分だけが仕事をなかなか覚えられないと情けなさを感じてしまいそれが退職理由になることも考えられます。

 

離職者が多い会社だった

すぐ社員が辞めるような離職率の高い会社の場合、自分の将来への不安を感じても不思議ではありません。

労働環境や従業員同士の溝などの問題を抱えた企業では人の入れ替わりが激しくなります。

そういった会社では、優秀な社員ほど見切りをつけて早めに辞めていきます。

新入社員がそれを見れば「この会社ヤバいかも、、、」と感じてしまうでしょう。

 

第2新卒の強さに気づいた

人手不足の影響から20代の方の求人は豊富に揃っています。

特に新卒から3年目あたりまでは”第2新卒”と呼ばれ、需要も多くすんなりと転職に成功する方もめずらしくありません。

自分が転職しやすい状況にいると気づけば、今の会社を辞めるハードルも低くなります。

 

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3年以上の若手・中堅クラスの同期が辞める理由5選

3年以上の社歴がある若手や中堅の同期が会社を辞めた理由を解説
3年以上の社歴がある若手や中堅クラスの同期が辞める理由は主に次の5つです。

  1. 給料アップのため
  2. 新しい仕事や会社に挑戦するため
  3. ヘッドハンティングされた
  4. 会社が原因で体調を崩した
  5. 会社に嫌気が差した

 

給料アップのため

給料への不満は退職理由で最もメジャーなものです。

「初任給が低くてもそのうち上がるだろう」

入社後すぐにはこう考えている方も多いでしょう。

しかし何年働いてもさほど年収が上がらなかったり、役職についたのに平の時と変わらないままなら不満は溜まる一方です。

同じ業界である程度の経験を積んでいれば、転職することで年収を上げていくことも難しくありません。

 

新しい仕事や会社に挑戦するため

社会人として経験を積んでいく中で、”仕事へのやりがいを見出せない”方も多いです。

20代はもちろん、最近は30代の方でも別の職業へ転職するケースも増えています。

同世代が集まれば仕事や転職の話をすることもあるので、そこで「自分も始めるか?」となる可能性も高いでしょう。

 

ヘッドハンティングされた

同じ業界で働き続けるとヘッドハンティングやリファラル採用の勧誘を受けることもあります。

この「リファラル採用」は企業が従業員の知人や友人を紹介してもらう手法です。

一般の転職サイトには乗っていない求人も多く、給与などの労働環境が充実している場合がほとんどです。

そのため、基本的に今より高待遇で職場の雰囲気も直接聞けるため転職への不安も少なくてすみます。

 

会社が原因で体調を崩した

ストレスの多い現代社会では、病気をきっかけに退職する場合もあります。

  • 残業が多い
  • 上司からのパワハラやセクハラがひどい
  • ノルマが厳しい
  • 社内がギスギスしている

など仕事が原因で体調不良やうつ病になる方もたくさんいます。

こうした体調不良は新入社員でも起こることです。
ただ社歴の長い若手や中堅クラスの社員の方がなかなか休みを取らず、症状がひどくなるケースも多いです。

仮に休職することができても、その原因までを改善するのは難しいでしょう。

そうなれば『今いる会社を辞める』以外には手はありません。

 

会社に嫌気が差した

人間関係や待遇などで会社に幻滅することは誰にでもあると思います。

その不満が限界に達してしまえば、退職するしかありません。

何年も務める中堅クラスとなると、上層部と直接やり取りする機会もあるので「経営的にこの会社に将来はないな、、、」と判断もつきやすくなるでしょう。

 

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同期が辞めた場合のあなたへの影響

同期が辞めたことであなたに出る影響を紹介
同期が辞めるとあなたには次のような影響が出ます。

【メリット】
・昇進、給料アップする可能性がある

【デメリット】
・仕事量が増える
・辞めづらくなる

昇進・給料アップする可能性がある【メリット】

『同期が辞めること=ライバルが減ること』とも言えます。

競争の激しい職場では同僚が減ることで上司から頼りにされる機会も自然と増えます。

そうなると評価も上がり、昇進や給料アップにつながる可能性も高くなります。

 

仕事量が増える【デメリット】

後任がいない場合、従業員1人が辞めればその仕事は残された人達に託されます。

そのため「同期が辞めただけで残業がかなり増えた、、、」ということはよくあるパターンです。

新しい人員を補充したくても急には難しく、仮にうまく補充できても同じ仕事量をこなせるようになるにはかなり時間が必要です。

 

辞めづらくなる【デメリット】

退職者が出た職場では「自分も辞めます」とはすぐには言えない空気が漂います。

仮そこで退職の希望を出せばたちまち裏切り者扱いを受け、円満退職は難しくなります。

退職者の続出は上司としても会社からの評価に影響します。

そうなると「今は辞めるなよ」などいった脅しをかけてでも引き止められる可能性が高いでしょう。

 

 

同期が辞めた時の選択肢

同期が会社を辞めた際の選択肢を紹介
”同期が辞めた。”

この時あなたは「残るか・辞めるか」の2択を迫られるでしょう。

  1. 退職を考えていたら辞めるのもアリ!
  2. 特に理由がないなら様子を見る

 

退職を考えていたら辞めるのもアリ!

前々から会社に不満を感じているなら、”同期の退職を機に自分も辞める”のもアリです。

特に優秀な社員が続々と辞めていく会社は、将来的に不安も大きく長居は危険です。

引き継ぎなどは最低限必要ですが、退職に向けて転職活動をスタートするのも良いでしょう。

在職中ならたとえ転職活動が上手くいかなくても、途中で中止することも可能です。

 

特に理由がないなら様子を見る

同期と違い、自分の中に会社を辞める理由がないようなら”一旦様子を見る”のをおすすめします。

先に辞めていった同期の選択が必ずしも合っているとは限りません。

後を追って辞めてしまい転職に失敗しても、その同期には責任はありません。

会社に不満はあっても「辞めるほどではない」と考えるなら、会社に残り3ヶ月〜半年ほど社内の状況を見てからでも遅くはないでしょう。

 

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たとえ同期が辞めても自分のペースで行動を!

入社から苦楽を共にしてきた同期が辞めるとショックを受ける方も多いでしょう。

またそれと同時に「会社に残るか?」「転職するか?」という、ご自身の将来にも影響する選択を迫られることにもなります。

以前から転職に興味があった方はこのタイミングで転職活動をスタートするのもアリです。

しかし反対に、転職についてこれまで考えたことがない方はすぐに行動せず、社内の状況を見て判断することをおすすめします。

 

 

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