この記事がオススメな人
- 「給料が低すぎて嫌になる!」
- 「何年も年収が上がってないから将来的に不安・・・」
- 「給料の低さで辞めるのっておかしい?」
転職を考える理由で最も多いのが給料に関する不満や不安です。
『何年働いても給与が上がらない、、、』
『こんな安い給料で結婚なんて無理、、、』
新卒で入社した20代前半であれば気にならなかったことも、勤務年数を重ねるほどこうしたお金についての問題は大きな不安につながっていきます。
そこで気になるのが「給料の低さから転職を考えても良いのか?」「低い給料に耐え続けるリスクはあるのか?」という疑問です。
今回は給料の安さから会社を辞めることについて、次の内容を解説していきます。
この記事でわかること
- あなたの給料が低い理由
- 給料の安い会社を辞めるべき理由
- 給料が安い方が取れる対策
- 給料が安さから転職する時の注意点
目次
仕事を辞める理由のTOPは「給料の安さ!」
給与への不満を持っているのはあなただけではありません。
その証拠に、転職に成功した人の退職理由で一位なのが「給料の低さ」だったからです。
次の図は転職サイト「エン転職」で実施された退職理由についてのアンケートです。
参照資料:en転職 | 退職理由アンケート
20〜40代までの幅広い方の退職のきっかけが『給料が低さ』ということがわかります。
もう一つの資料として、厚生労働省の調査の結果をお見せします。
参照資料:厚生労働省 | 雇用労働調査
ここでも給料の低さの問題が高い割合を占めています。
2つの結果をみても「給与が安いから会社を辞めたい」というのはごく自然な考えだと言えるでしょう。
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辞めるべき?会社の給料が安い理由5選
会社の給料が安い理由にはいくつかのパターンがあります。
それが次の5つです。
- そもそも基本給が安い
- 業界全体の水準が低い
- 会社から評価されていない
- 残業がない(あっても少ない)
- 会社から特別手当が出ない
そもそも基本給が安い
「入社から間もない」「会社がインセンティブ制度が導入している」という場合には基本給自体が低いことが多いです。
特にインセンティブ制度のある会社であれば、実力によっては入社から何年経っても給料が低いままということも考えられます。
令和2年の新卒の初任給は、大卒:22万6000円。
高卒:16万9687円となっています。
『「何年も働いているのに給料が変わらない」という方は転職を考える時期に来ている可能性が高いです。』
業界全体の水準も低い
働いている業界によっては給料の水準にかなりの違いが存在します。
【給料の高い業種】
金融・メーカー:平均455万円
総合商社:平均434万円
【給料の低い業種】
サービス:平均367万円
小売・外食:平均351万円
このように業界の平均だけを見ても、1番高い業種と低い業種では100万円以上もの差が出ています。
勤務する会社によって多少は変わりますが、年収の低い業界内で給与アップを望んでいくにも限度があります。
会社から評価されていない
「ノルマが厳しくインセンティブがもらえない」
「平社員のまま数年が経っている」
こうした会社からの評価が給料の低さにつながっているケースもあります。
特に他人と成績を争うことが苦手な方がノルマが厳しい会社にいるケースなら、そのまま働き続けていても給料を上げるのは難しいでしょう。
残業がない(あっても少ない)
残業が少ない職場は働きやすい反面、給料が安くなる傾向もあります。
というのも新卒から基本給があまり変わらない会社にいる方は、「残業があるから暮らせていける」といったケースも多いです。
今の働き方改革が足を引っ張り、定時退社が収入が上がらない原因になってしまっています。
さらに残業がある会社でも「みなし残業内に納めろ」と言われてしまえば、残業代への期待も望み薄です。
会社から特別手当が出ない
残業や休日出勤などでの特別手当が出ない会社も存在します。
一般的に特別手当になるのは次ようなものです。
- 残業・時間外手当
- 深夜・早朝手当
- 休日手当
- ボーナス
- 通勤手当
- 役職手当
- 住宅手当 など
さすがに「残業代が全く出ない」という会社は少ないと思いますが、部署によって特別手当に違いが出てくるというケースもあります。
こうした特別手当は給料を上げていくには大切な部分なので、転職を考えている方は求人情報をよくチェックするのをオススメします。
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給料が安い会社を辞めるべき理由
給料の安い仕事はあなたの現在や将来の生活に大きなリスクをもたらします。
そこで給料の安い会社を辞めるべき理由を6つお話していきます。
- 生活が苦しくなる
- やる気やモチベーションが出ない
- 大切な時間を犠牲にしてしまう
- スキルアップや成長にもつながらない
- どんどん辞めづらくなる
- 最悪の場合、うつ病などになってしまう可能性も・・・
生活が苦しくなる
入社したばかりは気にならなくても、その環境に居続ければ生活は徐々に苦しくなっていくでしょう。
年齢が上になるにつれ、自分だけでなく家族などに使うお金も増えていきます。
- 家賃や光熱費
- 引っ越し
- 趣味
- 結婚
- 子育て
- 両親の介護
例え一生独身でいくにしても、この中には避けて通れないものもあります。
『未来のことは誰にも分かりませんが、急にお金が必要になった時に貯金がないと選べる選択肢は狭まってしまいます。』
やる気やモチベーションが出ない
給料は「会社から自分への評価の形」と考える人も多いです。
そのため『給料が安いまま』という状況では、仕事へのモチベーションが上がることはありません。
さらにそういった会社への不満は、あなた人でなく同僚も感じているでしょう。
ですので社内の雰囲気も悪く、会社の将来性にも赤信号が灯っているいくかもしれません。
大切な時間を犠牲にしてしまう
「残業があるから大丈夫」と感じている方も危険です。
というのも残業があればお金自体は稼ぐことはできても、家族や子供と過ごす時間を失うことになるからです。
『長時間労働をする従業員は会社からは重宝されますが、その分「大切な人ととの時間が犠牲になる」というデメリットを忘れてはいけません。』
スキルアップや成長にもつながらない
給料の低い仕事は、特別なスキルや資格を必要としないことも多いです。
そのままそうした仕事を続けていても、転職できるだけのスキルと経験を身につけるような、自身への成長にはつなげられないでしょう。
そのため、低い給料の状態を変えていくのは難しくなってしまいます。
どんどん辞めづらくなる
年月が経てば経つほど転職や退職はしづらくなっていきます。
その理由としては次のようなものがあります。
- 結婚や子供が生まれ、転職活動をする時間がない
- 責任ある役職につき、辞められない
- 両親の介護から転職が難しくなった
- 同僚が辞めたせいで強い引き止め受け、辞められない
『「25歳より24歳」「30歳より29歳」とほぼ同じスキルを持った人同士なら若い人材の方が選ばれる確率も高くなります。』
最悪の場合、うつ病などになってしまう可能性も・・・
「残業が多い」「ノルマが厳しい」などの過酷な環境で働く人は大勢います。
ただでさえそんな辛い状況な上に「給料も安い」というマイナス面も加わってしまえば、ストレスも溜まりうつ病などの疾患にかかる確率も上がってしまいます。
『仕事に行きたくない』
『体の疲れが取れない』
『やる気が起きない』
などの状態で無理をし続けるのはかなり危険です。
メンタル面で限界に来る前に転職し、ストレスの少なくしていくことが必要でしょう。
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「辞めるべき?」会社の給料が安い時にあなたにできる対処法6選
給料の安い今の状態に対処する方法は何パターンか存在します。
今日はその方法を6つご紹介していきます。
- 転職して環境を変える
- 給料アップの交渉をしてみる
- 部署異動を希望する
- 残業時間を増やす
- 副業を始めてみる
- 資格やスキルを身につける
転職して環境を変える
1番シンプルに給料を上げる方法は転職することです。
ただし転職する際にはスキルや経験といったものが必要になるケースも多いです。
異業種への転職を希望する場合にはなるべく早い行動が鍵になります。
『転職をすれば「最初の給料がほとんど変わらなくても数年後の収入が大きく違う」という仕事につくことも可能です。』
給料アップの交渉をしてみる
「すぐに仕事を辞められない」という方は、直属の上司などに給料アップの交渉をしてみるのも一つの方法です。
社内である程度結果を出せていたり、スキルを持っている方であれば希望がとおる可能性も高いでしょう。
ただ日本はアメリカなどの西洋諸国に比べ謙虚さや真面目さが大事にされます。
この交渉のせいで上司やその上の役員とのミゾが生まれる恐れもある点には注意しましょう。
部署異動を希望する
社内の中に給料の良い部署があるようなら、部署異動の希望を出すのも良いでしょう。
一度退職するリスクのある転職と違い、社内での異動ならメリットも多いはずです。
『興味が持てる部署や業務がある方は転職だけでなく、部署異動も選択肢の一つに入れておきましょう。』
残業時間を増やす
「転職や部署異動もしたくない・できない」という場合には、残業時間を増やすという単純な方法もあります。
この方法は上司に対して勤勉な印象を与えることもあるため、将来的な出世の道もあるかもしれません。
その一方で『今の仕事を時間をかけてやる』などの時間稼ぎをするようであれば、評価が下がる可能性も高い点にはご注意ください。
また無理な残業は体調を崩す原因にもなりかねないので、そのあたりにも気をつけてましょう。
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副業を始めてみる
「家に帰っても少し余裕がある」
「休日は寝てるだけになっている」
こうした方は副業にチャレンジすることも考えてみましょう。
最近は副業ブームとも言える時代になっており、特に次のようなものに注目が集まっています。
- YouTube
- アフィリエイト
- 株取引
- せどり
- 不動産経営
- アルバイト
手っ取り早く少しでもお金を稼ぎたい方は、アルバイトをオススメします。
しかし、就業規則などで禁止されていることもあるため、パソコンやスマホなどを用意できるようならYouTubeやアフィリエイトが魅力的です。
『副業は就業規則で禁止になっている会社も多いため、興味がある方は事前にチェックしておくようにしましょう。』
【ブログやアフィリエイトを始めるなら】
>>ConoHa WING
資格やスキルを身につける
「今すぐには無理だけど将来的に転職したい」という場合には専門のスキルを身につけたり、資格を取得することを良いでしょう。
ネット環境が進化した現在は、パソコン一台あれば自宅から勉強をしたり、資格を取ることも十分に可能です。
特にIT業界は人材不足が叫ばれており、2030年には「79万人の人材が不足する」と言われているほどです。
その中でもプログラミングは特に注目されている分野で、自宅でエンジニアが目指せる「GEEK JOB」などが有名です。
給料が安くて辞める人が転職する際の気をつけるべきポイント4選
給料アップが目的で転職する人は多いです。
しかし中には
「逆に給料が下がった」
「給料は上がったけどブラックだった」
など転職後に辞めたことを後悔するケースも少なくありません。
そこで、給料の安さから会社を辞めた方が転職する際に気をつけるべきポイントを4つご紹介していきます。
- 自分にとって何が大切かを考える
- 自分の市場価値を調べる
- 転職エージェント使う
- 実力主義の会社を選ぶ
自分にとって何が大切かを考える
給料の高さだけで会社を選んでしまったことで後悔するケースも非常に多いです。
- 子供が小さいのに単身赴任になった
- 仕事にやりがいを感じられなくなった
- 勤務地が遠く、通勤に倍以上かかる
- 毎日残業が多く、体調不良になった
給料自体が上がっても、こういったリスクがあればその仕事を長く続けるのは難しいでしょう。
『やりがいや職場環境など「今あなたが大切に感じていること」をしっかりと考えてから転職先を探すことをオススメします。』
自分の市場価値を調べる
客観的に見て「今の自分にどれだけのスキルや価値があるのか?」を理解することも大切です。
同業種への転職を考えている場合、経験やスキルがないと今より良い環境で働くことは難しいです。
もし今のあなたにそれが無理なら、焦って転職活動を始めても良い結果は出ないでしょう。
その場合には
『今の会社でスキルアップしてから転職する』
『一旦給料ダウンになっても、将来的に給料が上がる会社に入る』
などあなたの希望と今の状況にあった会社を探しましょう。
転職エージェント使う
「自分に合った会社も探したい!」という方は、転職エージェントの力も借りてみましょう。
こうした転職エージェントは応募企業の検索から履歴書添削、面接対策までを一貫して無料でサポートしてくれます。
自分の市場価値を客観的に知る意味でも大きな役割を持つはずです。
実力主義の会社を選ぶ
年功序列が中心だった以前に比べ、最近は成果主義の会社も増えています。
ですので給料アップをメインで考えていく方の場合は、実力主義の会社を選ぶようにすると良いでしょう。
こういった会社なら年齢はまだ若くても実力さえあれば昇給・昇進が可能です。
『「実力主義の会社は基本給が少なく設定されていることも多い」ことは頭に入れておきましょう。』
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状況によっては給料が安くても辞めない方が良い
将来のことを考えれば、給料の安い仕事は早めに辞めるのをオススメします。
しかしご自身の状況によっては転職しない方が良い人もいるでしょう。
- 「給料は低いけど仕事にはやりがいを感じている」
- 「転職回数が多かったけど、やっと人間関係がまともな会社に入れた」
- 「収入は増やしたいけど、定時に帰れる仕事をしたい」
こういった方が辞めてしまうと、転職後に後悔する可能性があります。
例え給料が低くても、今の会社に満足しているなら無理に環境を変える必要はありません。
「給料が安い辞めたい」なら1番シンプルな解決策は転職!
会社の給料が安い理由として考えられるの次の5つです。
- そもそも基本給が安い
- 業界全体の水準が低い
- 会社から評価されていない
- 残業がない(あっても少ない)
- 会社から特別手当が出ない
低賃金で働くことはあなたの将来にとって、高いリスクを背負うことになってしまいます。
この状況を解決する1番シンプルな方法は転職することです。
しかし、状況によっては部署異動や副業など様々な解決策もあります。
「給料が安いから」という理由で仕事を辞める方は多く、それは大手転職サイトや厚生労働省の調査でも明らかです。
今のご自身の状況や環境によって1番ベストな方法を選び、給料アップのために頑張っていきましょう!
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