この記事がオススメな人
- 「ノルマが厳しすぎて悩んでいる」
- 「達成できないとクビなるのは本当?」
- 「会社に対してできることはないの?」
どんな職業であっても何らかのノルマは課せられているでしょう。
中でも営業職の方は特にノルマが厳しいことも多く、「こんなの達成できない、、、」という重圧を毎月抱えながら必死に仕事をこなしている方もめずらしくありません。
そんな時突然、上司から「達成できなかったらクビだから!」と言われてしまうケースも。
しかし、実際にはノルマが達成できなくても”ほとんどの場合ではクビになることはありません。”
この記事では会社での厳しいノルマについて次の内容を解説していきます。
この記事でわかること
- クビになる可能性が低い理由
- ノルマが厳しい会社に居続けるリスク
- 達成が難しいノルマを課してくる会社への対策
目次
ノルマが達成できなくてもクビ(解雇)になる可能性が低い3つの理由
ノルマは営業職をはじめ様々な職業で取り入れられている『目標』とも言えるものです。
しっかりと仕事をしているのであれば、”ノルマが達成できないだけでクビ(解雇)になることはありません!”
その理由が次の3つです。
- そもそも会社が達成できる数字を設定してない!
- 実際にクビにするには高いハードルがある
- パワハラと判断されることも多い
そもそも会社が達成できる数字を設定していない!
営業などノルマが厳しいとされる職業では『ノルマ=達成が難しい数字』として設定していることも多いです。
そのため上司から「なぜ達成できなかったのか?」という反省点を聞かれたり、厳しく怒られることはあっても実際にクビにまでなることはほとんどありません。
そうでなければ次々と従業員はクビにされ、会社はたちまち人員不足になってしまいます。
営業に限らずノルマの存在意義は、”従業員に仕事をさせるための目標”と考えましょう。
実際にクビにするには高いハードルがある
会社が従業員をクビ(解雇)にしたい場合、それに値する理由がないといけません。
例えば
- 仕事を全くしない
- 無断欠勤を続ける
- パワハラ・セクハラをした
- 社会的モラルに反した(犯罪・不倫など)
- 経歴詐称をしていた など
しっかりとした解雇理由がなければ『不当解雇』と判断され、金銭の支払いや復職も認められます。
『「従業員の解雇は会社側にとってもリスクの大きい行動」と言えるでしょう。』
パワハラと判断されることも多い
上司から「達成しなければクビだぞ」と強い口調で伝え、それを強要されるようならパワハラと判断されることもあります。
- 周囲に同僚がいるのに激しく怒る
- クビをチラつかせ脅す
- これまでの成績からしても達成できない数字をノルマにする
『こうした行為が行われていたら、「人事や労働基準監督署に相談する」「転職や退職を考える」といった必要も出てきます。』
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ノルマに厳しい会社に居続ける5つのリスク
達成できずクビにならなくても、ノルマが厳しすぎる会社で働き続けることはかなりのリスクを背負うことになります。
それが次の5つです。
- 給与のカットや減給になる
- 親や友人との関係が悪化する
- 部署異動・左遷されられる
- パワハラ・セクハラを受ける
- 体を壊してしまう可能性が高い
給与のカットや減給になる
ノルマ未達成が続くようだと給与がカットや減給になるといったケースはよくあります。
会社側がこうした処分を『ノルマ未達成』という理由だけで行ってしまうと、労働基準法に違反している可能性が高いです。
ところが達成できなかったことを従業員本人が悪いと感じてしまえば労基や弁護士に相談しないので、当然明るみにはなりません。
万が一相談し会社とトラブルになるのは望まない方も多く居ます。
親や友人との関係が悪化する
営業職でノルマがなかなか達成できないと両親や友人に購入(契約)してもらうこともあるでしょう。
相手からすると少額のものなら簡単にOKしてくれるかもしれません。
しかし高額な物や何ヶ月も契約するものを「買って欲しい」と頼まれれば、関係を壊すきっかけになってしまいます。
部署異動・左遷されられる
『ノルマ達成=仕事ができる』こう考える会社では、結果が悪ければ部署異動させられるケースも多いです。
ただし、能力はあっても単純に営業に向いていない方は仕事が変わり良い結果を出せることもあります。
しかしこの異動が左遷の意味であれば、昇進や昇給といった未来は断たれてしまいます。
パワハラやセクハラを受ける
厳しいノルマを課す会社では未達成が原因でパワハラやセクハラを行い、自主退職に繋げようとすることがあります。
減給のケースと同じく、労働者側も負い目を感じているので抵抗できないことも多いです。
体を壊してしまう可能性が高い
普段の勤務でノルマが達成できないなら、残業や休日出勤で対応するしかありません。
ノルマのストレスだけでなく、長時間労働も加われば体を壊してしまうことが予想できます。
うつ病などメンタル面での病気を抱えてしまえば休職や退職する必要もあり、今後の人生にも大きく関わってきます。
体や心が限界に来る前に何らかの行動を起こすことも考えておきましょう。
『心や身体に限界が来る前に何らかの行動を起こすことも考えておきましょう。』
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達成できないノルマを押し付けてくる会社への4つの対処法
自分には達成できない厳しいノルマを設定する会社や上司。
この状況を変化させていきたい方は次のような対応法を取ることをおすすめします。
- 普段からやる気を見せておく
- 上司とは良い関係を作っておく
- 自分から部署異動を提案する
- 達成できない状態が続くなら退職する
普段からやる気を見せておく
ノルマが達成できていなくても、”しっかりと仕事をしているように見せる”のは重要なことです。
「仕事をしていない」
「仕事をしていないように見える」
こういった態度はノルマの関係ない職業でもアウトです。
『普段の努力している姿を見せておくだけでも、上司や同僚からの見る目は違ってきます。』
上司とは良い関係を作っておく
ノルマを設定しているのは上司です。
ですからその上司と良い関係を築いておくことも大切だといえます。
例え上司であってもただの人。
部下の好き嫌いがあってもしかたがありません。
仮にあなたが『気に入っている部下』に慣れれば、ノルマがなかなか達成できなくても怒られたり問い詰められたりすることも和らぐでしょう。
自分から部署異動を提案する
ノルマの未達成にストレスを感じている方は自分から部署異動を相談するのも良い方法です。
人には向き不向きあり、厳しいノルマや強いプレッシャーの中で仕事をするのが苦手な方も多いです。
『社内でやってみたい仕事・できそうな仕事がある方は「異動することで結果出せるようになる」可能性もあるでしょう。』
達成できない状態が続くなら退職する
毎日が辛いほどノルマに悩んでいるなら退職や転職する道を進むと良いでしょう。
先ほどもお話したとおり、ノルマが厳しい職場で働くことはあなた自身にとって悪影響もたくさんあります。
仕事は大切ですが、無理を続けて体調を崩したり、両親や友人との関係を壊してしまうのはもったいないです。
そうなってしまう前に【ノルマの厳しくない環境で働く】【新しい仕事に就く】ことを選ぶのをおすすめします。
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会社のノルマが厳しすぎるなら転職する方が良い!
ノルマが達成できないからといってクビ(解雇)になることはほぼありません。
ですが減給や部署異動などをされる可能性はあります。
またノルマに厳しすぎる会社で働くリスクも考える必要もあります。
「ここに居てはダメだ!」と感じている方は転職して新しい職場で働くことを考えてみてはいかがでしょうか。